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バトンタッチ 2
麻弥とバトンタッチした白鷺は未羽のカルテに目を通し、腰をかがめて未羽に視線を合わせ
「診察、交代な?俺は白鷺。泌尿器科医だ。未羽って呼ばせてもらうぞ」
「うん。泌尿器科…。佐久間先生知ってる?」
「あ?なんで佐久間?」
「泌尿器科に入院してるんでしょ?」
あー…少年棟に入院してんの内密ってカルテにあったな、たしか。
話、合わせてやるか。
「ああ、今朝も診てきた」
「元気…かな?先生」
「ん?気になんのか?」
「うん…」
なんだ?ほっぺた赤くしてやんの。可愛いやつ
「心配しなくても大丈夫だ」
「よかった。昨日来てくれたけど…今日も来てほしいなぁ。来てくれるかな?」
「千歌もだけど、未羽も主治医が好きなんだな?」
「ち、違うもん。いないと調子狂うだけだよ」
「はいはい、素直じゃないのな?で、本題。しっこするとちんこ痛い?」
「うん、ツンって…」
「ちょっと診せて」
「え…で、でも」
「おんなじ男だから恥ずかしくない。脱いで」
「や!脱がないっ」
カルテ通り拒否的だな、、
初っ端から強引にすると殻にこもりそうだが…やむを得ない。
うまいこと佐久間をご褒美に診察に協力させれるといいが…脱がさないことには始まらない
「理央、未羽の両手を頭上で掴んで。脱がせる」
「はい。みぃちゃん、手ぇ繋ぐよ」
「いやぁ。怖いことするーっ」
「大丈夫大丈夫。白鷺先生、ベテランの先生だから安心だよ」
「すぐ済む。ほら、脱ぐぞ」
「きゃーーーっ」
ズボンとパンツを一気に下げられて足から取りさられて未羽は悲鳴をあげた。
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