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瀬谷先生はS 2
カチカチ…
クスコを操作する無機質な音と涼木の叫びが室内に響き、涼木は耐えがたい痛みに両手足を震わせた
(痛いっっ!なんてもんじゃないっ痛すぎる)
「っひぅっ…っひ…っう…っく…ぅうっ」
やばい…マジかよ。涙、止まんねー
俺、今から何されんの?
「やれやれ、大雅。きみは我慢づよいかと思っていたがさすがにコレは痛かったようだね?めずらしいことに泣いてしまったのかい?」
「うっ…っ泣いちゃ悪いんですかっ!俺だって泣くことくらいありますっ。こんなの…っこんなのっっ」
情けない姿を瀬谷にさらしてしまったくやしさに涼木は握り拳を握り、歯を食いしめ
「自己トレさぼった俺の自業自得ですけど…っけど!」
「大雅。興奮しないよ。何もいじめようとしているわけじゃない。俺は医者できみは俺の患者だ。だから、恥ずかしがらずに安心してきみのすべてを見せなさい」
瀬谷は安心させようと涼木の腰にそっと右手を置いてゆっくりとさすり、クスコの電灯をつけ涼木のナカを視診し
「うん…。前立腺、腫れているね…。ほら、大雅。ベッド横にあるテレビ画面を見てごらん。クスコ内がきみにも見えるように画像をモニターに飛ばしたから」
「は?……っっ!?」
(なっ!なーっ!恥ずかしすぎるだろ…コレ)
言われて画面を見るとピンクの丸い画像が見え、涼木は見たこともない自分の体内を瀬谷に見せられて驚愕し目を見開き、強い羞恥心が生まれ涼木は慌てて画面から目をそらした
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