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由宇にゃんこに萌える〝由宇 27歳編〝
すりついてくる由宇の可愛らしさに麻弥はノックアウトされ破顔し
(沙和ちゃんとはまた違う可愛らしさ!少年棟勤務病みつきになっちゃいそう)
「はわ〜…由宇にゃんこがスリスリしてくれたよ時雨さん。かわいいぃ」
「だな?これで後半の勤務もやる気出たんじゃないか?麻弥」
「ふふ。かわゆい子は癒されるよねぇ。名残惜しいけどそろそろ行かなきゃ。涼木くんもステーションにいったん戻ろうか?」
「そうしたいのはやまやまなんですけど…」
涼木は部屋の隅に寄せてある点滴スタンドを指差し
「あれ、再留置 しなきゃなんですよ」
「なんだ。それくらいなら俺がやっとく」
「え…でも、、」
再留置と聞いて嫌そうな顔をする由宇が心配で涼木は戸惑い
「泣いちゃうかも…なんですけど」
「泣いちゃう?あー…朱雀によると泣き虫なんだよな?大人になっても注射苦手か?由宇」
「注射…。てか、痛いのがキライ」
「そっかそっか。誰にでも苦手なもんはあるもんな、分かった。泣いちゃってもいいから頑張ろうな?」
「う、うん…」
「そんな心配そうにしなくても大丈夫だよ?由宇くん。時雨さんって入れることに関しては上手だから」
「それって…もしかして」
「なんかえっちだ…」
麻弥の含みのある言い方に涼木と由宇は顔を見合わせて顔を赤くし、照れる2人を見た白鷺は両手を合わせ
「もうおしまい。麻弥はすぐそっち方向に脱線しようとするのが悪いクセだな。ほら、もういいから休憩行ってこい」
「はーい。由宇くんまたね!涼木くん行こう」
「あ、はい。由宇くんまた後でな?白鷺先生後をお願いします」
「ん。また来てね」
麻弥と涼木に由宇は手を振り、2人を見送った
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