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前立腺マッサージ 5〝由宇 27歳編〝

あー……なんか、ぞくぞく…ぞくぞく止まんない。瀬谷先生も祖父江先生も上手だけど、それ以上に白鷺先生触んの上手だ。 おしりがきゅうって締まって、もっと欲しくなる 「せんせ…っ」 由宇はもっと刺激が欲しくて切ない声音で白鷺を呼んだ。 呼ばれた白鷺は指に感じる由宇の内部の蠢きと由宇の声にニヤっと笑み 「気持ちいいな?由宇」 「うん…っ」 「相手の反応をよく見て、緊張しているようなら緊張をほぐしながら触る。時には嫌がってもそのまま進めるがそれはその時々に合わせろ。まあ習うより慣れろなんだけどな?これって」 「ん。分かった」 「由宇はリバだって言ったな?」 「そう、だけど…。うまくできてんのかは分かんない。ぁあっ、そこトントンすんの気持ちいい」 「もっと欲しいか?」 「うん、欲しい。くれる?」 「素直だな?はは。どうしようか?朝は指が増えんの嫌がったもんな」 「そ…だけどー、、」 「なぁ、由宇?唐突だけど質問。臣を抱く時はどっちがリードしてるんだ?」 「え?抱く時…って、抱かれる時もだけど臣が」 「リードは苦手か?」 「そう…かも。自信無いし」 「自信無いのか」 「無いよ。診察や治療だって手探り?な感じだし。あ、でも午前中にみぃにお仕置きした時はスムーズにやれたかも」 「お仕置き?なんだそりゃ」 「脱走してくれちゃったから、あいつ。あ、でも叩いたりはしてないかんね?俺が使われんの嫌だからあんま使わないけど今日は佐東先生のいちごちゃん借りた」 「いちごちゃん…」 白鷺は家にあるフルーツや野菜を形どったおもちゃを思い出し 「あのシリーズか…。麻弥に使ってみるか?」 「なあっ。みぃの部屋に取りに行けってこと?」 「違う違う。あいつは常になんか持ってるから。出せって言えば出てくる」 「…っ!!」 白鷺から出た言葉に由宇は絶句した。

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