1206 / 1218

レモン 2 〝由宇 27歳編〝

前話、時雨に言われて裸になった麻弥が服を脱ぎ捨て四つん這い姿勢で由宇と時雨を見る麻弥のシーンからの続きです(*^^*) わ…わ、佐東せんせってば大胆っ 普通にポイポイ白衣もズボンも靴下まで全部投げ捨てて脱いでるし! 見てるこっちが恥ずかしいっって! 由宇は自分が今、目にした光景に驚いてパチパチとまばたき 「ちょっ…ね…ま、待って!佐東せんせ、すっぽんぽんじゃん」 「あ?何言ってる?由宇。逆に靴下だけとかのがいやらしいだろ?」 「靴下だけ…って、、う〜っ…そんなえっちぃ光景を想像させんなだし」 由宇がえっちな麻弥の姿を想像して恥じらっていると麻弥は鼻歌混じりにご機嫌よく四つん這いになり、白鷺と由宇を挑発するかのようにおしりを振り2人を見上げ 「ねーぇ?おしゃべりしてないで早くぅ。ぼく、もう待てないかもだよ」 「待て待て、麻弥。そう急かすなって。見てみろ。坊やが照れてる」 「…っっ」 真っ赤になってうつむき照れる由宇を麻弥はきょとんとした表情で見、納得いかずにむくれ 「えー?由宇くんたらお顔真っ赤じゃん。なんで由宇くんが照れんのさ?どこに照れる要素があったの?真っ裸で痴態さらしてんのってぼくだよ?」 「恥ずかしい格好をさせられてあっけらかんとしているお前のが一般的じゃないと思うぞ、麻弥」 「時雨さんひどーい。えっちな麻弥が愛くるしいんでしょ?ぼくは時雨さんのご要望通りにしているだけなの」 「はいはい、麻弥はいい子」 時雨は適当に麻弥をなだめると由宇の背を軽く叩き 「由宇、照れている場合じゃないぞ。早いとこ麻弥に触りはじめないと手がつけらんなくなるからそろそろいけ、ほら」 レモン型ローターとローションをセットで由宇の手に時雨は持たせると、腕を組みドカっと音を立てて椅子に座った。

ともだちにシェアしよう!