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レモン 3 〝由宇 27歳編〝

時雨にレモン型ローターを握らせられると由宇は緊張しながら麻弥に近づき、そっと麻弥のかたわらにローターとローションボトルを置き一息ついた。 「ふぅ…あんさ、佐東せんせ。本当にコレ…レモン挿れていいの?先っちょとがってるしなんか痛そうに見えるんだけど」 ぎしっと音を立て、麻弥の真後ろに腰をすえると由宇は真剣な顔つきで麻弥に尋ねた。 「いいよ。由宇くんの使いたいように使って?レッツトライ。失敗してもだいじょぶ。ほら」 「…うん。やってみなきゃ分かんないよな。実践あるのみだし、、けど…うー…」 ためらう由宇に焦れて、麻弥はローションを引っ掴み自分の指を2本濡らすとズブっと自分のアナに挿れ 「もう焦ったいよっ。由宇くん挿れるとこ分かる?ここだよ、ここっ」 「場所は分かる!ってか、一気に2本って!」 「慣れてるからだいじょぶ。平気なのっ!挿れにくるのかこないのか分かんない方がぼくにはツライっ。もしかして、患者さんにもこうなの?由宇くん」 「違う!あーッもう腹くくった。やってやるし。俺がもしヘタクソでも怒んないでよ?」 「怒んないっ」 「今まさに怒ってんじゃん…。んじゃ、いきまーす」 「どんとこい」 指を麻弥は自分のアナから抜くと由宇の動きを待ち、 由宇は文句を言いながらローションを中指と人差し指に取ると麻弥のアナの(ふち)に触れナカに指を挿れていった。

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