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初出勤3

「だから〜こーたん、かたーいっ」 パシンと湊は幸のおしりを叩いた 「やぁんっ」 思わず幸は甘い声をあげておしりに手をあて座りこんだ 「え?ちょ…何?何?その可愛い反応。叩かれるの好きな子?」 「ち…違っ」 慌てて幸は湊を見上げて首をふり否定するが、湊は首を傾げる 「違わないことなくない?めっちゃ可愛い顔してるよ?ほら、手。立てる?」 「立て…んんっ!?」 急にナカのモノが動きだし、幸は固まる キョロキョロあたりを見ると詰め所に蓮の姿…ポケットに手が入っていてスイッチを入れた様子がうかがえた (マジ!?) 「……ぁっ、ん……どうしよう」 (勃っちゃった…) 「どうしたの!あ…もしかしてもしかする?。それにその音…」 湊は幸を引っ張りあげて立たせた 「わっ!だ、だめっ」 慌てて幸は前を隠した 「な〜るほど。おいで?こーたん」 幸はそのまま湊に引っ張られ、仮眠室へ連れてこられた なんだかヤバイ雰囲気がする 「下、抜いで?」 「え…えと…み…みぃせん…ぱ!?」 (みぃ!!ってこの人か!!) 「楽にしてあげる」 「や…いいっ、いいです!遠慮しますって」 「上司命令だよ?って言っても??」 (なんだ…このノリ) 「脱げれない?じゃあ手伝いまーす」 湊は、勢いよくズボンとパンツを同時に脱がした 「わ〜っっ」 「お〜めっちゃ元気じゃん。こーたんの」 「み…見ないで」 「でも、ピクピク?泣いてるみたいだよ、こーたんの。触ってほしいんじゃない?ここ、来てから音が止まってるんだよね。なんか仕込まれてるでしょ?」 「ち…違っ」 「じゃあ、指挿れて確かめさせて?やさーしくしてあげる」 「や…やだぁ」 「摘便の実践指導と思えばいいじゃない?なるべく痛くないようにするやり方教えてあげる」 「仕込まれてないっ!ないからやだっ」 「嘘つき。嘘はいけないよ?モーター音してたよ?」 「うぅ…やだ。先輩…やめてください」 「え?泣く?やだなぁパワハラみたいじゃん。てゆーか、相手誰なの?指宿先生?更科先生?まさか?にぃにだったりする?」 「どういう?」 「同じニオイっての?タチ独特の香りがするの。こーたんはネコちゃんだよね」 幸は顔が赤くなるのを感じた 「正解?顔赤い〜かわいいね」 「さて僕はどっちでしょ?」 「え?…分かんないけど…タチ?」 「ん〜半分正解。僕はいわゆるリバーシブルだよ」 (なんだろ…この感じ) この既視感…いやな気持ちになるのに逆らえない気分…しかも、もっといじめてほしいとさえ感じてしまう自分に幸は疑問を抱いた 「どこかで会ったことあります?」 「ないよ?。さぁ、ベッド行こう」 「だ…大丈夫ですっ。平気なんで」 「また嘘つく。平気なんて嘘っぱち。僕と話してるだけでペニスがそんなんになっちゃうってこーたん、マゾでしょ?」 湊は手を引っ張り無理やりベッドに幸を転がした。 (何!!この力) そのままひっくり返され湊の太ももにお尻を叩く姿勢をさせられ、幸はあたふたし 「ちょ…まっ」 「嘘つく子は昔から決まってるよねぇ、お尻ぺんぺん?ほら行くよ?」 パシン…っ 「やんっ」 パシ、パシ、パシっ 「ひっ…ぁあっ」 「やっぱり…感じるんだ?すごいね。もう一回行くよ」 「っんんっ。やぁーっ。先輩やめてっやっ」 「ん〜この場合の嫌はもっとだよね?ほら」 パシっ 「イクっ…イっちゃうから、やめて…ください」 「まだおしり叩いてるだけだよ?本当に?淫乱な子」 パシっっ 「やぁーっっっ」 ビクビクと体を揺らし、幸は射精した 「ご…ごめんなさい…ごめんなさい。翠さんっ許して」 (思い出した…翠だ。この感じ…) 幸は終わりのない迷宮に入り込んだ気がした。 封印していたはずの悪しき記憶が幸を再び支配した。

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