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悪夢
「すい?そんな名前の職員いたかな?しかし、思いっきり精液出たね。制服替えなきゃだなぁ。これ」
幸をひっくり返し湊はベッドに横たえズボンとパンツを履かせたが、幸は虚で様子がおかしい
「翠さ…ん」
焦点が合っていない幸に湊は驚き、確認をするが生命反応は良好で不思議に思う
「なんか訳ありなのかな?こーたん?」
幸を触ると幸はゆっくりと足を開いた
「する?またするの?」
「大丈夫?マジ?こーたん。落ち着いて」
トントンと開かれた足を撫でると幸がびくつきだした
「やーっ。やだっ。助けてっ怖い」
「え…っ、ちょ…どうしよ?これ。誰かと完全に勘違いしてる。てゆーか精神症状だよね?これ」
電話で誠に電話をする
「にぃに!来栖幸ってなんか精神疾患ある?なんか様子がおかしいっ。なんかのフラッシュバックぽい」
〝あ?どういう?フラッシュバックって〝
「とにかく錯乱しちゃってるっっ。」
〝たく、なにしやがったの…おまえは。とりあえず指宿先生呼ぶからどこ?〝
「えーと…仮眠室です」
〝あ〜っいろいろ言いたいが、まずは来栖のケアが先だ。おまえはそばを離れるな〝
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報告を聞いた指宿は慌てて、仮眠室へ向かった
「すみません。俺もよくわからないんですが、どうもうちの弟が彼になんかやらかしたみたいで」
「分かった。大丈夫コウくんっ」
様子を見て指宿はすぐに状況を悟った。
「これは…まずいな。翠はもういないよ、コウくん。安心して、落ち着いて!指宿だよっ分かる??」
「指宿…せんせ?翠さん…翠さんがっ。」
「違うよ。彼は湊くん」
「み…なと?」
「そう、君の先輩。みぃちゃんだよ。何か怖い目にあったんだね?翠と湊くんちょっと似ているもんね。びっくりしたね」
幸は指宿に抱きつき、ワーワー涙を流した
「すみません…こーたん…彼が、指宿先生のと知らなくて、ちょっと調子に乗りすぎちゃいました、僕」
「違うよ?僕の恋人は彼じゃない」
「え?」
「…ん〜話すと複雑なんだよね」
「言わないでっ!ダメっ蓮には言わないでください」
「コウくんがそう望むならそうするけど、苦しくならないかな?」
「大丈夫…みぃ先輩もごめんなさい」
「いや、僕こそその…ごめんなさい」
「コウくん、彼らには話していいかな?」
「はい」
指宿は幸の話をし始めた
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