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大澤兄弟の秘密2
詰所での大澤兄弟はいたって普通だった
何事もないかのように仕事をこなしている
時折、湊が誠を睨んでいたがローターのスイッチを入れるなの牽制なのか、スイッチが入ったことによる睨みなのか分からずに昼休みを迎えた。
「まぁくんっ、っ来て!行くよ」
「急ぐなよ、みぃ」
2人は手を繋ぎ連れ立ってどこかへ消えた
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仮眠室で2人は向き合う
「早くっ早くとって!もうやだぁ」
「そんなにつらかったか?何回メスイキした?」
「分かんないよっ」
「はぁ…そこは数えろよ。まあいい。そこに下半身出して寝なさい」
誠は財布から鍵を出し、横になった湊の貞操帯を外した
開放感に湊は口に手を当て息を吐き、ぶるっと震え誠の手を汚した
「ぁ…あ…っ」
「外しただけでイクとは…底抜けだな」
「まぁくんのちょうだい」
「だめ」
「けち」
「仕事中だからな」
「仕事中に悪戯したくせにっっ」
「減らず口を…」
誠はポケットに手を入れローターを最強にする
「ひゃあぅっ!まぁくんのバカっ」
「気持ちいいんだろ?イッたばっかりなのにお前のまた勃ちあがろうとしてる」
「ち…違う!」
「そんなお前の悦びそうな情報だ。明日、来栖と指宿先生更科先生を家に招待したから」
「なんの集まり?」
「まあ親睦会ってところだ。来栖の入職祝いもしてやらないとな。お前の恥ずかしいところの披露もしないと…明日は忙しいぞ」
「恥ずかしいとこって何!?」
「明日になれば分かる。今夜はドキドキしながら寝な。さあローターを外すぞ」
カチっと電源をOFFにし指を湊の前に出す
「舐めなさい」
「外しちゃうの?」
「そのまま午後も仕事するか?」
「や。やだけど…中途半端なコレどうすんの?」
「明日までおあずけだな」
しぶしぶ湊は誠の指を舐めた
「もっと唾液を絡ませて。痛いのはお前だぞ」
「うん…」
「指、挿れるぞ」
「んっ…ぁ、ナカ掻きまわしちゃやだぁ」
「紐を探してる。あと少し頑張れ」
「ぁ…ぁふっ」
「ん。取れたぞ」
取れたローターをカチャリと音を立ててポケットにしまった。
「落ち着いたら戻るように」
「…ばか」
誠は湊を1人残し仮眠室を後にした
残された湊は高まった気持ちを落ち着かせようと丸まって寝、深呼吸を繰り返した
「明日…何するつもりだろ」
そのまま眠りたい気持ちを奮いたたせ、湊はズボンを履き仕事へと戻っていった
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