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仲直り

朝方目覚めた幸は蓮に後ろから抱きしめられているのに気づき、嬉しさにふっと笑みを浮かべた 耳に当たる寝息がくすぐったさに、さらに表情が柔らかくなるのを感じる 「蓮のこういうとこって結構好きかも…」 裸のまんまだがちゃんと布団をかけてくれて離すまいと抱きしめられていると蓮からの愛情を感じる。 いつの間に脱いだのか蓮も裸で肌と肌のぬくもりがほっとしてあったかい 誘拐された直後はこんな風にあたたかな関係になるなんて思いもしなかったが、今となっては蓮のいない生活はもう考えれない。 痛いことも恥ずかしいことも、我慢させられたりいじわるもたくさんされるけど…ちょっぴり怖いときもある。でも…それ以上に気持ちよくて心地いい 大好きだ 起きたら仲直りしなくちゃ… そう思っていると蓮が目覚めた 「…ぅ」 「おはよ。蓮」 「ん〜…」 まだ、寝ぼけているのか蓮はポンポンと幸の腹を優しく叩いた 「寝ぼけてるの?」 「うん…」 「うんって…」クスクスと幸は笑み、蓮の手の上に手を置きぎゅっと握った 「起きよ?仕事行かなきゃ」 「まだ。幸の充電不足で動けない…」 「え?何それ」 「えっちさせて」 「朝から?」 「だめか?」 「ん。だめじゃないよ…けど時間足りるかな」 「足らせる」 蓮は起きあがり、幸を組み敷きキスをしながら幸の陰茎に手をのばした 「んっ…急すぎ」 「巻きでするから…痛くしたら悪い」 「いいよ。我慢する。散々痛いことしたんだもん。我慢できる」 「強くなったな」 空いている片手を伸ばしローションを手にし、陰茎を触っていた手に垂らす 幸の目の前に見せびらかすようにねとねとと指周りにローションをまとわせると、恥ずかしさに幸は視線を逸らした 「見てろ、幸。今からコレを挿れるんだから。いきなりだが2本いくぞ」 「言わなくていいから…っ」 「本当は舐めたりしてじっくり解してやりたいがそれはまたな」 「恥ずいって。早くしよ?」 「分かった」 「…っんっ…んんっ」 「いい子だ。拡げるぞ」 「っや、くぱってすんの嫌い…っ」 「ちゃんとこれはしておかないと…痛いぞ」 「で、でもっ…ひぁっ…無理ぃ」 「初っ端から俺の挿れるのはそれこそ無理だろ?朝から泣かせたくない」 「分かった…けど…っひ、んんぅ」 「少し柔らかくなったな…もう少ししたいとこだが…」 「いいよ。来て」 「痛いって泣くくせに」 「それでもいい」 「分かった。挿れる」 蓮は幸から指を抜き、ローションを足して痛くないように慎重に幸のナカへと入っていった 「っんんーっいっ…だ…や」 「痛む?」 「何回しても入る時ってやっぱ痛いよ。たぶん…みんなそうな気がする」 「そうか…ごめんな。そっち側は経験ないから分からん。悪いが進むぞ」 「ぁあっ!!っん…んー」 「入りきった。頑張ったな幸」 「ん。でも、まだ動かないで…怖いから」 「分かった。しばらくこうしていよう。しかし…時間がな。そろそろまずいかもしれん」 「じゃあ夜したい…昼休みは情報収集したいから今日はいかないごめん」 「分かった」 ぎゅっと2人は抱き合い、出勤までの数分をまったりと過ごした

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