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第22話 R18

今日は、イベントの当日だ。  昨日は晴人と一緒に久し振りにゆっくりと過ごした。夕方までは外出して戻って夕飯の準備をし、何時ものように三人で食卓を囲んで……。  夜は、もう一度レコードを確認してから部屋にいる晴人をラインで呼び出して抱き潰してしまった。  夕方頃には家を出て、俺が回す時間前に会場入りしていれば良いと言ってもらえてる。  俺が回すのが夜中の一時から。  リハは無いと聞いているので、ぶっつけ本番で音響はそこのミキサーをイジる人頼りになってしまうが、しょうが無い。  リハがしたいなら、昨日から出ていないと無理だ。  野外のイベントは基本的には昼からスタートするとこが多い。俺が呼ばれた野外イベントも例に漏れず昼頃からスタートしているはずだ。  出来るだけ晴人と一緒にいたい俺は、今日の夕方から出る事に決めていた。  夜中の一時からなんだから、もう少し遅く出ても問題は無いが、高速が事故で渋滞していたとかになってたら困るし向こうに着いてまず飯を食って、会場入りして、主催者や同じDJに挨拶して、レコードをブースまで持って行って、何かあればフォローに回らないと駄目な事もあるだろうし……。  と、色々考えての時間だ。  今日は晴人も仕事が休みで一緒に家にいる。  茉優とは朝に喋って、気を付けてね。と言ってもらえた。  「文也何時頃出るの?」  晴人と一緒にテレビを見ながら聞かれて  「夕方頃には出るかな」  「ふーん」  と、聞いてきた割に淡白な返事。  「何?寂しいとか?」  ニヤニヤと笑って言うが、そんな訳ねーか。と解っている。  「まぁ………、久し振りじゃん?こんなに家空ける事も」  「ン?」  晴人の思いがけない言葉に動作が一時停止する。  「おッ前……、行く前にそう言うのはズリーだろ?」  「は?素直に言っただけじゃん、悪ぃのかよ!」  「全然!!」  なら、良いじゃん。と、ブツブツ呟かれる。  「なぁ、行く前にする?」  隣にいる晴人の手首に、指先をスススと這わせると  「な、何を!?」  動揺したように少し上体を反らせながら晴人が言うものだから、クツクツと肩を揺らして  「え?ナニを」  と、お約束の台詞を吐く。  すると晴人はバシバシと俺の肩を叩きながら  「しねーからな!お前昨日の夜も、僕が止めろって言っても聞かなかったじゃねーかよ!」  と、悪態を吐いてくるので、バシバシ叩く手をギュッと掴まえて  「それはしょーがねーだろ?晴人だって最終的には甘えた声出してたじゃん?」  「お、前ッ!!」  みるみる顔を赤に染めて、何か言いたげに口をパクパクさせているが、事実なので何も言えないらしい。  「違わねーだろ?体、違和感なかったら抱きたいんだけど?」  捕まえた晴人の手を自分の口元に持っていき、指先を舌で舐る。  ビクリッと指先が震えるが、晴人の顔を見れば言っている事とは反対の顔を晒している。  「良いって事で、大丈夫だよな?」  点けていたテレビを消して、晴人の手を引き、俺の部屋へと連れて行く。  出来れば俺は毎日だって晴人を抱きたい。こんな欲が自分にもあるとは驚きだ。  今までだって何人もの奴と関係を持ったが、セックスを覚えたての猿かよって思う程の性欲があったワケでは無い。  どちらかと言えば今まで自分は淡泊な方だと思っていた。けど、晴人に対してだけはどうもタガが外れてしまうようだ。  部屋まで連れてきた晴人をベッドへ押し倒すと、直ぐに着ているものを脱がせようと脇腹に手を滑り込ませるが、パシッと伸びてきた晴人の手に止められてしまう。  「え?何、しないの?」  晴人の行動にキョトっと動きを止めた俺を、下から見上げていた晴人はおもむろに起き上がると俺の両肩をガシリッと掴んで反対に俺をベッドへと押し倒す。  「チョッ、何、なに、ナニッ!?」  無言で押し倒された俺は、晴人が照れ隠しにおちゃらけているのだと思い笑いながら聞くが、そのまま晴人は態勢を屈めると顔を俺の中心に持っていく。  ………………、マジ!?  晴人の指は俺が穿いているスウェットのウエスト部分に引っ掛かると下着ごとずり下げようとするので、タイミングを見計らって腰を上げればスムーズに俺の膝下までおりる。  俺の中心はまだ半勃ち位で……、ソレを手に持ち晴人は顔を下げ舌を伸ばして先端を舐めた。  晴人から積極的にされるのは珍しい。基本的には俺がリードする事の方が圧倒的に多いが……、今日はそう言う気分なのだろうか?  何か言って恥ずかしさや何かで止められても勿体無いと、俺は晴人の好きにさせる。  フニャリとまだ柔らかい竿を掴み、そこを指先でコシコシと扱きながら先端を舌先でチロチロ舐めるが、くすぐったいと感じる位で勃つまではいかない。そんな俺の反応に晴人は一度チラリと俺の方に視線を寄越して俺を見詰めたまま口を開く。  まるで見せ付けるようなやり方に、微かにコクリと喉を鳴らした俺は開いた口の中を見て、今からあの中で扱いてもらえるのかと想像する。  晴人は躊躇いも無く自分の口腔内に俺のモノを迎え入れると、最初は唾液を纏わり付かせるように舌を動かし、そうして優しく首を上下に動かして唇で竿から亀頭にかけて扱き始めた。  「……ッ」  纏わり付かせた唾液が下品に音が出るようしゃぶりながら、徐々に唇に力を入れ上下する。その間にも竿を扱いていた指先は輪っかを作って指全体を使い根元から唇の動きに合わせて扱くので、半勃ちだったモノは芯を持ち始め晴人の口の中で硬度と大きさを増していく。  時折俺の方に視線を寄越す晴人に、ゾクリと自分の中にいる凶暴な感情が沸き上がって、思い切り頭を掴んで喉奥まで突っ込みたい衝動に駆られるが、一度グッとシーツを握り込むとその手を離し晴人の頭に手を置いてクシャッと撫でる。そうしてそのまま手を下へおろし、耳の輪郭を指先で触り、耳朶を摘んで耳穴へと指を差し入れる。  「フゥッン……、ン゛、ンぅ……ッ」  くすぐったいような、気持ち良いような喘ぎを鼻から漏らす晴人に、俺はフハッと微かに笑いながら耳への愛撫は止めない。  完全に勃ち上がったモノを晴人は一旦口から離すと  「文也……ッ、ちょっかい出すなよ」  不貞腐れたように呟く晴人に  「え?気持ち良さそうだったけど?」  なんて、茶化して言った俺に対してペチンッと太腿を叩かれ  「……ッ、ンなワケ……ねぇしッ」  と、嘯く。  俺の滾ったモノが大きくなるにつれ、晴人は自分の好きな上顎を俺の亀頭で擦り付けるようにフェラしていた。それに、緩く腰が揺れていたのも俺は見逃していない。  「晴人、下脱いでこっち」  耳を愛撫していた指を離して、自分の側に来いと言うと  「文也は何もしなくて良いんだよッ、この後車の運転とかあるし……体力温存?しないとだろ?」  晴人の台詞に俺は一瞬キョトとなり、直後にはハハッと笑いながら  「まぁ、良いけど。ケド抱き締めさせてよ?」  可愛い事を言う晴人に俺はニコニコと機嫌良く答え、上体を起き上がらせてベッドボードを背もたれに座ると、両手を広げる。  「あ、下は脱げよ」  すかさず先程と同じ事を言った俺に、晴人はイ~~~ッと一度歯を見せたが言われた通り穿いている下を脱ぐと、俺の胴体を跨いで腕の中に収まる。  お互いに腕を絡ませ合い抱き合って、顔の角度を変えながら深く口付けを交わして……。そうしながら俺は膝下で纏まっている中途半端に脱がされたものを脚をゴソゴソと動かして完全に脱ぐと  「晴人、腰上げろ」  唇を離して言い、チェストから何時ものジェルとゴムを取り出し枕の側に置く。  「だから、文也は動かなくても…ッ」  「ン?俺は動かねぇケド、準備は手伝いたいかな?」  「それも自分で……」  「イヤイヤ、俺の楽しみ奪う気かよ」  今日は全部自分でするつもりの晴人をなだめて、俺はジェルを手の平に落としニチャニチャと音を立てながら軽く手をグッパする。  それを見て晴人も俺が引く気が無いと理解したのか、俺の両肩に手を置き膝立ちになる形で腰を持ち上げる。  俺の手の平で温かくなったジェルを親指を器用に動かし指全体にまぶすと  「そのまま俺の指を中に入れてよ?」  ジェルまみれの指を晴人の中心の下に持っていき呟くと、俺が何をしたいのか解った晴人は一瞬躊躇する。  「は、はぁ?………ッ、マジで……?」  「マジマジ、腰落として?」  笑ってはいるが有無を言わさない視線で言う俺に、晴人はゴクリと喉を鳴らし腰を落としていく。  孔に指があたると、俺は縁をコショコショと指でなぞって刺激し、次いでは人差し指と中指でグニィッと孔の皺を広げるように動かしてから揉むようにクイクイと指を折り曲げる。たったそれだけだけで入れてもいないのに晴人の内腿はフルフルと小刻みに震え出すから  「もうちょっと落として」  自分から指を差し入れれば問題無いが、俺は晴人自身が自分の意志で俺の指を受け入れるところが見たくてそう言ってしまう。  ヒタリと孔にあたっている中指が、晴人が腰を落とす事で徐々に中へと入っていく。  「フゥ、ンッ……」  俺の指を飲み込んでいく感触に鼻から甘い吐息を吐き出す晴人の中心は半勃ちで、俺は空いている手を芯を持ち始めているモノに伸ばして握り込むと、その感触に中に入れ込んでいる指が締め付けられる。  「気持ち良さそう……」  不意に出た言葉に、晴人は閉じていた目を開け俺と視線が絡むと恥ずかしそうに自分の二の腕に額を乗せて顔を隠してしまう。  「オイ、隠すなって」  「あんま……見んなよッ」  「無理だろ……」  晴人の台詞にすかさず答えて、中に入っている指を増やそうと一度ギリギリまで引き抜こうとすれば、内壁が逃さまいと指を締め付ける。俺は中指に沿うように人差し指も孔の中へと入れ込むと二の腕にあてていた額は、顎を上げる事で呆気なく表情が見えるようになる。  「よく見せろよ。痛くしたくねぇから」  と、尤もらしい事を言って顔を隠す事を止めさせ、俺は内壁に埋めた指で前立腺を探し当て、ぷっくりと出ているそれを二本の指で腹側へと指先を曲げて押し付ける。  トントンと抉りながら、硬度を増して気持ち良さそうに先走りが鈴口からプクリと溢れ出ている竿を扱いてやると  「フゥ、ン……ッぁ、気持ち、良い……」  素直に言葉に出す晴人にゾクッと背筋に緩く電流が走る。  俺は愛撫しながら良い事を思い付き、ズッ、ズズ……と少しずり下がると、孔を弄る為に回していた腕に力を入れて自分の方へと晴人を寄せる。すると必然的に手で扱いていたモノが俺の目の前にくるワケで……。  「ンァッ、チョッ……とッ!」  気持ち良さに目を閉じていた晴人はワンテンポ遅れ、俺がしたい事を回避出来なかった。  ジュルルル~……と音を立て俺は目の前にある晴人のモノを口に含むと、顔を上下に振り始める。  「ンィ、イ゛ッ……ア、アァッ……ヤ、バぁッ」  両方を責め立てられた晴人は、背筋を伸ばして喉を反らせる。何秒間かその形で止まり小刻みに震え出すと、その震えが大きな痙攣になりブルルッと太腿が揺れる。  「ぁ゛~~~ッ、ソレ……気も゛、ぢ良い゛ッ……ぎもぢ、良ぃ゛~ッ……」  太腿の震えが止まると、晴人は俺の肩から両手を壁に移動させ、腰を振り始めるから……、俺の口腔内に入っていたモノが奥まで挿入される形になってしまう。  「ン゛ッ!……、グゥ……ギュッ…グッ……」  喉奥まで挿入される苦しさに喉が震え必然的にギュッと締めてしまう。それによって更に苦しくなってしまうが、それでも俺で気持良くなっている晴人を萎えさせまいと俺は受け入れる。  茉優が居ない分、今は素直に声を上げて感じている晴人の邪魔になってしまう事は避けたい。それに、こんな痴態を晒してくれる事も稀だ。  俺はもっと乱れさせたくて、空いている片手をスススと脇腹から上へと滑らせると、手を目一杯広げ晴人の乳首に指をあてて左右に振る。  「あ゛ッ……、ふみ……ッ」  荒い息の合間に名前を呼ばれて、チラリと上に視線をあげればゾワッと鳥肌が立っているのに気付く。俺は追い上げるように弄っていた前立腺を指で挟んでコリコリと潰すように擦り合わせれば、晴人の腹筋が波打ち俺の口の中のモノはグワッと質量を増す。  「ハ、ァッ、ハ……、あ゛~、イクッ……ふみ゛、出るッ……出る゛ッ!!」  限界が近いモノを喉奥で扱きながら、乳首と前立腺を愛撫すれば、緩かった腰の動きが激しくなり次いでは一度勢い良く入れられたモノからビクビクと痙攣した途端、青臭い体液が喉奥に注がれる。  俺は咽ないように気を付けながらそれを喉を鳴らして嚥下し、少し頭を後ろへとずらした後舌で亀頭を舐めながら残滓を吸い上げる。  「ぁ゛……、ハァッ、……ハァッ」  荒い息を吐き出して快感の余韻に浸っている晴人の中から指を引き抜いて、俺は枕元に置いていたゴムを掴むと、自分のモノに装着し新たにジェルを垂らしてガチガチになっている自分のモノを扱く。  プチュッと晴人のモノを唇から離すと、上からまだ快感の火種が消えていない顔が俺を見ていて  「気持ち良かったか?」  ニヤリと笑って言った俺の顔に、晴人はすかさずチェストの上に置いてあるティッシュを何枚か引き抜くと、イラマチオで鼻水を垂らしている俺の顔を拭く。  そうして綺麗に拭った後、ティッシュをポイッと放り投げチュッと音を立てて唇を奪ってから、何も言わず後ろ手で俺のモノを掴みゆっくりと腰を落とし始める。  ジェルでぬるついた先端はトロトロになっている孔にスムーズに飲み込まれていく。カリ部分までは慎重に、そこを過ぎれば自分の体重で自然に飲み込まれていくのか、詰めていた息を喘ぎと一緒に開放して俺のモノを根元近くまで受け入れていく。  「ア゛~~ッ、ふみ……、おっ……、きぃッ」  受け入れてから暫くはフルフルと震え馴染むまで待っていた晴人だが、膝立ちになっていた態勢を崩し、ちゃんと足裏をベッドに着けると膝を開いて再び両手を俺の両肩に乗せて腰を上下に動かし始めた。  内壁がしゃぶりながら俺の竿や亀頭を扱き上げる。  「…ッグッ……、はぁ、ァ……ッ」  前立腺がカリに引っ掛かる度にキュンキュンと締付け、再び一気に襞がうねる奥へと包み込まれる。その度にビリビリと強い快感が腰から背中に這い上がり堪らなく射精感が込み上げてくるが、俺は奥歯を噛み締めて我慢し何とかやり過ごそうとするが  「ふみ……、気持ち…ッ?コレ、……好きッ?」  甘えるように尋ねられ、堪えきれずにピュッと少し出てしまう感覚。  ……ッ、クソッ……まだ晴人の中に、入っていたい。  だが晴人は俺が気持ち良さそうに顔を歪めるのを見逃さず、今度は抜けるギリギリまで腰を持ち上げたと思うと先端だけをツポツポを出し入れしだす。  孔の縁が俺の亀頭やカリだけを締付け扱く感覚に、俺はくぐもった息を吐き出して快感をやり過ごす。が、晴人は俺をイかせようと腰を振るから俺は我慢出来ずに晴人の腰を両手で掴み上体を起き上がらせる。  「イ゛、ギィ~ッ……、お゛、ぐ……」  俺が起き上がる反動で持った腰が落ちるので、グプンッと勢い良く挿入された感覚に晴人は背をしならせ肩を掴んでいた指先に力を入れる。  ギチッと食い込んだ爪に片眉を歪めるが、綺麗に結腸を抜いたモノを俺はトントンとリズカミカルに腰を動かし刺激する。  グポッ、グポッと鈍い音をさせてキツくなった壁を俺のモノが出入りするが、少し動かし辛い為片手をベッドへと着いて腰を振りやすくすると  「あ゛ッ、ア゛ッ……ふみ゛、ダめ゛だ……ッ、ソコッ、……だ、めッ~~~!」  「ン?またイクか?……ッ、イケよ、イケッ……」  「ア゛~~~ッ、キ、ぢゃ……ッ、お゛お、きぃ……、のぉ゛ッ、ギちゃ……うぅうッ!」  バツンッ、バツンッと俺の太腿と晴人の臀部がぶつかり合い鈍い音が部屋に響く。俺は掴んでいた腰から晴人の腹に手を添えて、一度グッと力を込めて押すと  「アッッ!!~~~~~ッ!!!」  顎と喉を仰け反らし、舌を突き出しながら晴人は絶頂を迎える。  瞬間、内壁がうねるように俺のモノに絡み付き直ぐにギュウゥッと絞り上げるようになれば、俺も我慢していた白濁を勢い良く内壁にぶちまける。その感覚でさえも気持ち良いのか、ビクビクと中が痙攣しながら晴人が甘イキしている。

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