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第33話

たっぶり穴を舐められた。 濡らさないと、という理由で。 恥ずかしい 恥ずかしいから やめてぇ と泣いたのに、さらに穴を舌先で突くようなことまでされた。 逃げ出そうとしたらさらに尻を持ち上げ押さえつけられて、さらに執拗にその舌に責められた。 ほじりだすようなその動きは前にもされたからこそ恥ずかしかった。 だって。 おかしくなるから。 ひぃっ はひぃっ ひんっ 泣き声なのか、呼気なのか分からない喉から零れるホイッスルのような音が自分の声だとも思えない。 舌をねじり込むような動きに感じて泣き狂う。 逃げ出せない、と分からせられるまで、そうされた。 射精しても止めて貰えなかった。 ぐったりとただからだをひくつくさせるだけになったとき、やっと押さえつけられるのを止めてくれた。 「ははっ、可愛い。たまんねぇな」 シンが涎を拭いながら言う。 「許して」 オレは懇願する。 頭がおかしくなりそうだと。 シンは凶暴に笑っただけだった。 力無くぐったりとなったオレはまた舐められ、尻たぶに歯をたてられ、その歯の感覚にさえ感じて叫び、また穴を舐められ、そこがどれだけ敏感なのかを教え込まれる。 「ここを女の子にしようね、キョウちゃん。キョウちゃんは今日からここでイクんだからね」 シンはそう言った。 「ヒクヒクして、自分から開くようになるまで、じっくり可愛がってあげる」 シンの言葉は相変わらず怖くて。 恥ずかしいのに、舐められる度、波打つ身体。 もう流石に3回目だからなかなか勃起しないペニスの代わりに穴の奥が疼き始めていた。 ふやけるくらい舐められ、もう無理なはずなのに射精するまで舐められると、そこが本当にヒクヒクしているのがわかった。 冷たい何かを注がれた。 ぬるぬるした、何か。 「オメガや女の子と違ってキョウちゃんは濡れないからね・・・怪我なんかさせちゃダメだからね」 シンの言葉にローションなのだとわかった。 シンとの可能性を考えてから、それなりに調べたのだ。 そして。 本当に挿れるつもりなのだとわかった。 怖くて泣いてしまう。 「むり・・・無理だよ・・・怖い」 オレは子供のように泣く。 でもシンの指は止まることはなかった。 ふやけるまで舐められ、もうヒクヒクしてるそこにローションを纏わせ指を潜り込ませていく。 んっ オレは指がオレの中を侵入していくのを止めることをできなかった。 「ほら、オレの指を上手にここで咥えててる、ほらわかる?」 指をゆっくり動かしながらシンが言う。 オレの涙を優しく舐めとりながら。 指はスムーズに入っていた。 圧迫感はあるけど、でもまだそれだけで。 でも、その動くリズムが穴の上を擦られたり、臍に指を入れられるあのリズムだから、なんか変な感じで。 何より身体の中にシンがいることを意識してしまう。 「キョウちゃん。キスして」 唇を近づけられて言われる。 中で動く指。 その感触を感じながら、オレは言われるがままにキョウの男らしい、綺麗な唇にキスをした。 触れて離れる。 熱い唇の感触に思わず震えた。 「そんなんじゃ足りない」 シンに言われる。 オレも足りなかった。 また唇を重ねる。 なんども何度も。 シンの唇。 シンの。 繰り返す内、シンの唇が薄くあき、シンの舌がオレの唇を舐めていく。 思わずオレも舌を出してシンの舌と絡めてしまった。 喉の奥で笑われ、シンの舌に搦め取られ、シンの舌がオレの舌とオレの口の中を蹂躙していく。 舌はどこまでも淫らに動き。 オレの喉近くまで犯していく。 脳が溶けそう。 擦られる、噛まれる、吸われる、舐められる。 舌さえ口の中さえ性器に変えられたのだとわかった。 その間に指は増やされ、ゆっくり動かされ続けていた。 ぐちゃぐちゃにされてるのは穴も口の中も同じで。 なんか脳までぐちゃぐちゃになりそうだった。 甘くて。 溶けそう。 なんにも分かんなくなる。 そんな風に蕩けていたのは、穴の中のそこをシンの指が捉えるまでだった。 その瞬間、蕩けて溶けてドロドロになってた身体が一気に形を取り戻したような衝撃があった。 身体が震えて、オレは絡めていたシンの舌から逃げ出し頭を降って悲鳴をあげた。 それは。 今までの快楽とは全く種類が違うものだった。

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