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男の子を横向きから仰向けに戻して森宮先生はお腹を軽くトントンした。 森宮「凪、準備終わったからこのままいつもみたいにおしっこするよー」 森宮先生に言われるとおしっこが出始めた。 もう出ないことを確認すると貼っていたテープを取り外し、最後に尿道から管を抜いた。 凪「!!あー!泣、うー、いやー!!」 痛みよりも違和感に耐えられずまた男の子は泣き始めた。 森宮「おしまい、よくがんばりました。」 手袋を捨てて、泣いている男の子のパンツとズボンを履かせ頭を撫でた。 検査がおわりまだ泣いている男の子は一向に泣き止みそうもなく、仕方なくもう1人の医者がベッドに腰掛け抱っこした。 左右にゆらゆら揺れながら背中をトントンして話しかけるが、顔を真っ赤にしながら医者の脇あたりに顔をうずめて泣いている。 医者「凪、もう検査終わりだから大丈夫よ〜」 森宮「あと頼んでいいか?この後もう一件検査あるんだ」 医者「おー、任せとけ!」 そうやりとりして森宮先生は部屋を後にした。 看「凪くん、病室戻ろうね」 医者「俺このまま連れてくよ笑」 凪「帰る〜泣グズグズ」 ドアの方を指差し抱っこのまま病室に戻っていった。

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