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第7話(R18)
「あっんっ、それ、いやぁ……だぁ……」
ひたすら、襲ってくる痛覚や快感に耐えていた過去世とは違い、今世では控えめなものの、正親の意思が紛れ込む。
元石の指は既に正親の腸内に2本から3本、出入りできるくらいに拡がり、慎ましく閉じられていた肛門はぽっかりと穴が空いているようだった。
「痛い? 硬さも大きさも健康そうで、良さそうな感じだけど?」
元石の指は正親に快感を与えようとするような動きではなく、前立腺の硬さや大きさに異常がないか、確認するようなもので、元石から決定打のようなものはなかった。
「あっ、もっ、と、右ぃ。みぎ、のぉ、奥ぅ、つよ、く……」
皇子の時の正親も同じく、仰向けで股を拡げたところに指を入れ、真中央よりは少し右側に最も感じるポイントがあるようだ。検査を終えると、身体を震わせ、真っ赤な顔をしていたことを元石は思い出す。
「この辺り?」
右側の奥、という正親の言葉通りに前立腺を狙う元石。
だが、指は先程の強弱から変わらず、中途半端な弱さのままだ。
「あぁ……もっと、はげ……しく……突く、ように……何ど、も……」
息も絶え絶えに吐く、正親の淫らな要求に。
元石はにやりと笑うと、ぐちゅぐちゅと音を立てて、3本の指で正親を責め立てていく。
「うっ、ン! ハっ、ンっ! アぁぁぁぁ!!」
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