「……んんっ……あっ……キモチっ」 「なんだ？素直だな」 「当分してないんだよ」 「え？」この言葉と共に男の手が止まる。 「なんで止めんの？」 「当分してないってどういう事だ？」 「そのままの意味だけど？」 危うく言ってしまうところだった。 それでもしつこい男に咄嗟に嘘をついた。 「俺、真面目だから」 全然他の女とセックスしようとしてたけど。 なんならこいつの前で木南にキスしちゃったけど。今は嘘をつくことしか思いつかなかった。 「ほう、他の男キスしといてか？その汚い体を俺でいっぱいにしてやるよ」 男のスイッチを押してしまった俺はおかしくなりそうなくらいに乱される。俺の穴を掻き乱して気持ちいい所を探り当てる。乳首と同時に攻められる俺は今でさえイきそうだ。 「……あっ、イきそ……イキたい」 「ダメだ。本番はこれからだ」 イキたい欲求を殺しながらエロい声がただ響くだけの部屋に更に興奮する。俺のアソコはMAXだ。 「……入れるぞ。ローションより俺の唾液の方が感じるよな？」そう言って唾液でトロトロになった俺の穴はもうこいつのアソコを欲しがっている。 「……はやく……いれ……てっ……」 「ああ」男のクソでかいアソコが俺の中に入っていく。俺の感じる場所に擦れるアソコは最高に気持ちいい。 男の腰も早くなっていきクライマックスかと思った時、手を持ち上げられベルトで手首を拘束される。 「……は？なにしてんの？」 「そういうプレイだな」 「は……？」 拘束されて身動きがとれなくなる俺にさらに追い討ちをかける。 「勝手にイッたら殺す」俺の耳元でそう囁く。 少しでも動いたらもう出そうだというのに本当に鬼だコイツは。 「四つん這いになれ」 四つん這いになった俺に鼻で笑いながら「この景色最高だな興奮する」なんて言いながら早くなった腰と同時にお互いイッた。 はあ……疲れた。死ぬかと思った……このプレイで俺は興奮してしまったのだ。 「やっぱり可愛いなお前は」 「あんたはクソだよ」 「ハハ、俺にそんな口の聞き方できるのもお前くらいだよ。さて……2回戦目といこうか？」 「はあ？無理に決まってんだろ」 そして俺はまた押し倒されそのまま男に乱された。恥ずかしいくらい死にたい気分だ。 でも俺は……こいつとのセックスを求めていた。 女で勃たなくなった俺のアソコはこいつになら勃つ。なあ……そういうことだよな？多分俺はもうこいつ以外とのセックスじゃ勃たない。