85 / 104

おかえり〜02〜

「待って!心の準備が!」 「またねーよ、早く抱かせろ」 俺は今、リビングで!そして組長様の前で!襲われそうになっている。 「さすがにパパいるから!」 「見せつけろ」 「無理だって!……んっ!!!」 ソファーに押し倒され紫恩さんの口は俺の口と重なり、口内は乱されていく。 「まぅ……!っっん!ちょ、っ、」 息もできないくらいのキスに頭がクラクラする。 「バカ息子そっちのセンスはまだまだだな」 「クソ親父よりは俺の方がうまいだろ」 また始まった謎の言い合い。 息子が今、俺を襲ってるんだけど?なにをそんなにニヤにしてんの? そう、組長様は俺たちの様子を楽しんでいるのだ。 「琉生のエロい顔見ていくか?」 え、何言っちゃてんの。本当に。 「いやバカなの?」 「別にいいだろ。減るもんじゃない」 「そういう問題じゃなくて……っん!ちょ、っ、ば、っか……んっ、」 俺の言葉はどうやら届かないみたいで紫恩さんの力には到底かなうはずもなく。 紫恩さんの手はいつもの間にか俺のアソコへと触れていた。 「……ほんとや、めっ、んあっ、ん」 アソコから後孔へと手が伸びた瞬間、 「ふざけんなー!!!」 そう言って紫恩さんを蹴りあげた。 「いてーな」 「したいなら部屋ですればいいだろ!」 「……ッチ。見られてするのが興奮するんだろ」 この男そんな性癖あったのか…… 俺はそれには答えられない。なぜなら……恥ずかしいったらありゃしないからだ!!!! はあと大きなため息を着いたところで俺の体がプカプカと浮いた。 「……!?お姫様抱っこ!?」 そのまま抱き抱えられ部屋へと連行されていく。ベッドへと投げられた瞬間から俺の後孔へと指が入ってきた。 「やめろってば!!!!」 「こんなに勃たせといて何言ってんだ?」 言葉でそう言ってても身体は正直なもので。 久しぶりだということもあるのか俺の身体は敏感になりすぎているみたいで。 「ほら、少し乳首触っただけで腰浮いてるぞ?」 「こ、これは……!!……あっ!!や、っんあ」 「久しぶりなんだ。今日は死ぬほど愛してやる」 2本、3本と増えていく指。 俺の気持ちいい所を攻め続けながら乳首までコリコリとしてくるせいで俺はそれだけで達してしまった。 「ドロドロだな」 俺の液を自分の指に絡ませニヤッと笑みを浮かべながらペロッと舐める姿にゾクゾクが止まらなくなった。 「四つん這いになれ」 言われるがまま、されるがまま。 「……んっ、お、っきぃ……んあっ、ぁん、っ」 「いい締めつけ具合だ」 ダメだ、気持ちよすぎて堪らない。

ともだちにシェアしよう!