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ピアス

黒服はルカのピアスを丁重に持ち、控え室へと入った。 「失礼します。ルカさま…ぁ」 明らかに情事後と思われる2人の姿に黒服は慌てて視線をそらした 「すみません…ことに及ばれてるとは思いもせず失礼しました。仰せつかっていたピアスをお持ちしました」 「悪いな。サンキュー」 久遠は手のひらを黒服の前に出し、黒服はその手にピアスを乗せ 「それでは私は持ち場へ戻ります」 黒服は丁寧に頭を下げ控え室から姿を消した。 黒服の姿が消えるとまだボーとしているルカの股間に久遠は視線を移し、ルカの側へ座った 「ピアス着けなおしてやる」 「いい…自分で…」 ルカは手を伸ばすが久遠はそれを避け、ルカの陰茎に手を添えた 「身体、力入んねーだろ?遠慮せず素直に甘えてろ」 「好きにしろ…」 ルカは抵抗せずピアスへと伸ばした手を下げた 「いい子だ。じっとしてろよ?」 「…う…っ」 久遠はルカのピアスを装着しなおした。 孔に金属が通りその小さな痛みにルカはうめき、足をもぞつかせ声をあげた。 「ぁ…ぅ」 「なあ?これ付け直すのですら痛そうだけど…開けた時ってさ」 「忘れた」 「あ?忘れるもん?」 「知るか。さっさと寝るぞ…疲れた」 ルカはつんと鼻をそらして壁の方を向き眠った

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