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八雲3

ルカはこれからおこることに対する期待と不安が入り混じって複雑な気分ではあったが、八雲の言うことを聞くのが今の状況の場合得策であると瞬時に理解し八雲の指示を聞くことにした。 しかし頭は混乱する。 「感じてる…八雲さまに触られて、ルカは感じてる…っ」 小さな声でルカはつぶやいた 悔しさや切なさいろいろな感情がせめぎ合い、だんだんと溢れてくる涙に嗚咽し…うまく喋れないながらも一生懸命に八雲にルカはお願いを始めた 「お願い…します…っ八雲さまにもっと…気持ち…くして…もらい…たいっ…です。いやらしい…っ…っひく…いやらしいルカを…八雲さまに…っっ」 八雲は顔を横に傾けルカにそっと唇をつけた 「もういい…。上手に言えたね」 「上手…?」 全然話せていないのになんで?と不思議に思いながらもルカは褒められて嬉しさを感じた。 Mの気質が元からあったのか今のこのみじめな状況から救われたくて見出した気持ちなのか分からないがルカは嬉しさに再度のキスをねだった 「もっと…してほし…です」 「素直におねだりできてえらいね、ルカ。もっと気持ちのいいキスをしてあげよう」 「ん…ぅ」 八雲はルカの願いどおり、今度は深く情熱的なキスをルカに与えた

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