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手当
八雲はレイと久遠の姿が見えなくなるとルカを横抱きに抱きかかえた
「わっ」
びっくり…した。
急すぎる
「歩くのつらいだろ?抱えていくよ」
優しい八雲の言葉…優しい時はわりと酷いことするからちょっと怖い、、
「八雲さま。部屋で痛いことする?」
「どうかな?薬塗るから沁みるかもね?」
「う…」
「そのあとは気持ちいいことしてあげるよ。頑張ったご褒美に」
「う〜…ご褒美いらない…です」
イかせまくるつもりなんだろうか?
この頃、ショーの後の手当という名の調教は執拗で泣いても泣いても止めてもらえない
「そう言わないの。調教師が奴隷に優しいセックスするなんて滅多にないんだから」
「今日はもう休みたい」
「はいはい」
八雲はルカを連れてルカに与えられた部屋へとくるといったん扉の前でルカを下ろした
扉を開けて中に入るとルカは疲れと安堵でその場に崩れ落ちた。
「おっと…膝大丈夫か?」
「もう動けない」
「いいよ。もう一度運んであげる」
八雲は再度ルカを抱きかかえベッドへと寝かせた
「…っ」
痛むのかルカは顔を歪める
「痛む?」
「うん…少し」
「シャワーは?しなくてもいい?」
「する元気ない。ダメ?」
「分かった。おしぼりで拭いてあげるよ」
「え?いいっ。いいよ!そんなことさせたのバレたら支配人に折檻される」
「大丈夫。させない。俺がしてあげたいんだ。命令。拭かれてなさい」
「う、うん」
ルカは戸惑いながらもベッドに転がったまま八雲を待った
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