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第9話 激しいのがお好き※

「まったく、三好は貪欲だから俺も我慢するのが大変だ。」 俺は浴室で散々喘がされて、鷺沼のフィンガーテクニックにすっかり落ちてしまった。それでもまだ俺の奥が疼くのは焦らし続けるこいつのせいだ。 「…早く。欲しい…。」 快感で爛れた頭の中では甘い声だろうが、もはや気にならなかった。痺れる様な終わらない絶頂が欲しかった。 子供をあやす様に、鷺沼は俺を支えてベッドへ連れて来た。いつの間にバスローブを着せられたのか記憶になかった。ベッドの側に立たせられて、楽しそうにゆっくりとバスローブを脱がせる鷺沼は、クスッと笑って言った。 「待ってろって。直ぐに奥まで入れてやるから。大好きな場所、俺のこれでガッツリやってやるさ。」 そう言ってベッドに座った俺の前で、見せつける様にゆっくりと大きな昂りをしごいた。トプっと透明な液が鷺沼を濡らしたのを見て、俺は思わず両手で鷺沼自身を包んで口づけた。 鷺沼はビクリと身体を強張らせると、俺の頭を両手で掴んでゆっくりと動かしながら呟いた。 「ぐっ。三好っ、やばいって。俺さっきから煽られてて、保たないから…。」 そう言いながらも、ねだる様に俺の口の中へと押し込んでくる鷺沼のソレは、すっかり出来上がっていてはち切れそうだった。 「んっ、鷺沼…。もう、挿れて。」 俺が見上げると、鷺沼はベッドへのし掛かって乱暴に口づけた。両手で俺の膝を持ち上げてぬちぬちと昂りを擦り付けられて、俺の我慢も限界だった。 俺が腰を突き出すと、グチっと嵌まり込む感触がして、鷺沼がゆっくりとだけど、容赦なく奥まで突き入れた。 「うっ、んっ、ああぁっ、イイっ!」 ゆっくりと確実に奥まで届く鷺沼自身の大きな挿出に追い詰められて、俺は甘く喘ぐことしか出来なかった。浴室で一度達してしまったのに、もうヤバかった。 鷺沼はその有り余る体力と筋肉で、俺を次第に馬鹿みたいに揺さぶり始めた。動く鷺沼から飛んでくる汗なのか、俺の汗なのか、もう何だか分からなかった。 どちらの呻き声なのか、弾けた嬌声は部屋に響いた。俺の中で大きくビクビクとうごめく鷺沼は、ぐったりと弛緩した俺の中から出て行こうとせずに、直ぐに復活して俺を再び追い詰めた。 「んっ、まって。なに、凄いっ。」 俺の反応に、耳元で鷺沼が囁いた。 「三好がもっと満足するまで、なっ。」

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