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「っ……」  身を固めた宮部の背中を撫でながらその後孔を指でなぞる。 「村瀬く……」  震える宮部の掠れた声を聞いてその顔を覗き込むと、宮部は泣きそうな顔でこっちを見てきた。  不安そうなその顔を見て横抱きで抱き合ったまま一度指は離してゆっくり唇を合わせる。  角度を変えて少しずつ深くしていくと、宮部も徐々にその身体から力を抜いていった。 「……大丈夫。やんない」 「え?」 「ん?期待してたか?」  微笑んでみると、宮部は俺の胸元に隠れる。  俺は一度体を起こしてティッシュを掴むとそのまま手をしっかり拭いた。そして、 「宮部」  仰向けにさせるとその顎を掴んで、上から覆いかぶさるようにキスを落とす。  右手にはさっき拭き取ってからこっそり垂らしたローション。  キスをしながらそっと手を下にやると、太腿に触れてしまって宮部がピクッと動いた。  バレてしまったのだからそのまま手を進める。 「いいか?」 「……聞かないで」  とりあえず確認してみると、真っ赤な宮部はギュッとシーツを握って顔を背けた。  宮部の両足を割って体を置いていたのもあって膝裏に手をやって抱えると堅く閉じた蕾が見える。  その周りからゆっくりローションを撫でつけていくと、宮部はギュッと目を閉じた。 「……力入り過ぎ」  髪を撫でてみても宮部はプルプルと小さく震えている。 「え、何……っ!?」  さっきまでの怒張が嘘のように緊張と恐怖で縮こまったソコにキスをして先を少し咥えると、宮部は目を見開いた。

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