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「俺ららしくいこうぜ?エッチも……な?」 「エッって……ちょっ!!」  そんな言葉だけでも真っ赤になるのが宮部だ。  しかも、育った環境が悪すぎて母親のヤってる姿だって目にして嫌悪感さえあった奴だ。  そいつが俺とヤる気になってくれただけで今は十分な気がした。  キスさえもためらうくらい避けたいものだったはずだから。 「だから、今は風呂……な?」  宮部を立たせると、やっぱりダメージがあったのか眉を寄せて宮部が呻く。 「……ほら、キツいだろ?」  言いながらシーツを引っ剥がして抱えると、宮部を支えた。 「風呂だって心配だから洗ってやる」 「絶対ヤダ!」 「ヤダじゃねぇわ!足ガクガクじゃねぇか!」  どうしたって枕で前を隠すのだけは譲らない宮部に肩を貸しながら無理矢理足を進める。  部屋を出る時にリビングの電気を点けると、眩しさに目を細めた宮部はそれでも枕でしっかり前をガードした。 「……お姫様抱っこしてやろうか?」 「フザけないでくれる?」 「いや、ガチで。あんだけでもやっぱ痛かったんだろ?」  宮部は答えないものの、観念したのか抱っこよりはマシだと思ったのか、やっと足を踏み出す。  脱衣場に置いてある洗濯機にシーツを突っ込んで枕を奪うにもまた一悶着ありながら、俺らはやっと一緒に風呂に入った。

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