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第11話 海斗side様子のおかしな洸太※

最近洸太が俺を避けてる気がする。昨日も、今日も昼休みは課題があるからと一緒に屋上へ行こうとしなかった。俺の家に連れて行った時にやり過ぎてしまったんだろうか。でもあの時にあれで止まれた俺が信じられないほど、洸太は可愛過ぎた。 上半身だけだったけど、お互い肌を触れ合って、熱いくらいの体温を感じたあの時。蕩けた顔で『ジンジンするくらい痛くして』って俺に言った時の洸太に、俺は興奮し過ぎてむせて咳き込んでしまった。 屋上の時は声を殺していた洸太の喘ぎ声が、あんなに甘くてゾクゾクさせられるなんて、心の準備が無かった。馬鹿みたいに胸や肌を貪っていたら、急に慌て出した洸太が出ちゃうって言うから…。 すっかり興奮している洸太のそれを俺が見逃すはずもなくて、そうなればいいなと思っていた触りっこに持ち込む事に成功したんだ。洸太の昂りはすっかりぬるりとしていて、俺と違っていて綺麗な色をしてた。 充血して濃いピンク色になってるのが凄くエロくて、俺は食べたくて堪らなかった。でもそんな事をして嫌われたくなかった。俺は洸太に怖がられるのが一番キツい。 直ぐに逝ってしまったのも可愛過ぎた。なんだよ、あれ。あんな甘い声で逝くとか聞いてない。 すっかり興奮した俺のブツを、洸太がびっくりした目で見ていて、目を逸らせない様子だったのも、今やすっかり俺の定番のおかずネタになってしまった。 両手で握りながらも動かすのを忘れた洸太の前で、馬鹿みたいに腰を振ったのは、後から考えると赤面ものだけど、その時は夢中だったんだ。 でもあの後、俺に悪いって言うから、ちょっとむかついた。俺に悪いから他の誰かに頼むとかありえないって思ったんだけど、俺以外に頼む訳ないって慌てて言ってたから許したけど。 洸太のあんな可愛い痴態、他の奴らに絶対見せたくないし、知られたくない。 多分俺は男が好きとかじゃなくて、洸太が好きなんだ。だから誰でも洸太の可愛いところを知ったら、洸太の事を好きになるかもしれないだろう? 俺は離れた席に座っている洸太をじっと見つめていた。あからさまに俺を避け出した洸太に話をつける必要がある。俺の気持ちも伝えた方がいいんだろうか。 あーくそ!すっかり拗れてしまった洸太との関係に俺は頭を掻きむしった。終業のチャイムが鳴ってザワザワする教室の中、俺は洸太の席に立って、ドキドキしながらも平静を務めて言った。 「洸太、一緒に帰ろうぜ。」

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