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第21話 海斗side洸太としたい事

思わず高校の最寄駅で待ち伏せする様なメッセージを送ってしまった。…朝から俺は余裕なかったな。無邪気な洸太は少し恥ずかしげに、でも唇がニンマリ嬉しそうで、それだけで俺はドキドキしてしまった。 洸太は見てると小動物っぽい感じがして、俺は初めてクラスメイトになった一年の時から惹かれた。俺は可愛いものに目がないんだ。女子の可愛さにはあざとさを感じてしまうけど、洸太は素でほのぼのしてるから撫で回したい可愛さなんだ。 身長も俺より15cmほど小さくて、抱きしめたら予想に反して、やっぱり男だから骨格はしっかりしてた。でも痩せてるわけじゃないから細マッチョっていうのかな、凄い好み。 でもお尻はまだ触ってなかった。ああ、撫でれば良かった。プリってしてるのかな?それとも硬い?中学時代はトランポリンやってたって言ってた。 トランポリンで跳ねてる洸太の事、想像して思い浮かべるだけでなんか可愛い気がする。 お昼は第二校舎の屋上が締め切られちゃってて、俺たちの場所を失ったのは痛かった。あそこならキスぐらい毎日出来ただろうに。はぁ。そう言えば一緒に男同士のエッチを調べた時に、洸太はテンパっていて、ちょっと及び腰だった。 俺も今直ぐとか、無理にしようとかは考えてないけど、どっちかというと洸太が我を忘れて煽ってくるから、それに俺が踏みとどまれるかって話になってくる気がするんだ。 それに家だと落ち着かないから、邪魔が絶対入らないホテルとかで最初はした方が良い気がするし。ああ、バイト増やして稼がないと。洸太はこの事どう考えてるんだろう。 あんまり聞くのも俺ががっついてるみたいで、カッコ悪いし。洸太が俺を見てぽわっと見つめて来るあの視線に応えたいんだ。いつでもカッコいい俺で、洸太を魅了したい…。 俺って自分で気づいてた以上に、洸太の事好きだったんだなって思った。もう自分の気持ちを隠さなくてよくて、キスもしてよくて、撫で回してよくて…。ああ、もっと色々。 好きが過ぎる…。でも好きだから、洸太と最後までしたい。さっきだってキスしただけで、可愛い声出して、俺をたまらなくするのに…。何か俺ってエッチなことばっかり考えてる? でも洸太だって俺のこと考えて一人でしたって言ってた。あー、まじで会いたい。今直ぐ会って揉みくちゃにして、可愛がりたい!何で今、夜中なんだよ…。

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