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mess up;86;環
おやすみ初日、栗きんとんを作った。
栗も甘露煮を買うなんてことはせず、ソノちゃんはわざわざ生栗で作るところから始めた。
さつまいもを裏ごしするとき、我慢できなくてちょっと食べた。茹でてるだけなのに、甘くておいしい。そしてソノちゃんに叱られた。
完成した栗きんとんは、きれいな黄色でつやつやして、めちゃくちゃおいしい!
「桂、びっくりするんじゃない?ほんとに作ったの!?って」
「おいしく食べてくれたらいいね」
「悶えながら食べるよ」
「悶え……」
ソノちゃんはくすくす笑った。
それからふたりでめちゃくちゃオンラインゲームした。前に桂の家で練習したから、だいぶ勝ちに繋がっていく感じがあった。
寝る前には一緒にそのゲームの実況動画を見た。
「明日もゲーム三昧する?」
「ジム行きたい」
「さすがだ…行ってきていいよ!」
「一緒に行かない?」
「……運動しないとだよねたまには…」
「嫌だったらいいけど」
「えー、行く。バイクしかやらないけど」
「いいよ。あ、でも着替えとかあれか…桂のトレーニング枠じゃないから一般の更衣室になっちゃうな…やめとこうか」
「いや、行く。家で着てってサッと上脱ぐだけにしていけばいいもんね」
「なに、急に意欲的でこわいんだけど!」
「俄然やる気だよ。自分でもなぜだか分からないけど」
「そうなの?じゃあ行くか」
「うん、行こう!明日に備えて寝よう」
「今日はひとりで寝られそう?」
昨日は寝ぼけて、いつの間にかソノちゃんのところに行ってた。抱き枕感覚。
「寝られます!」
そう宣言したら笑われた。
いつも通りにソファーをベッドに変形させて、掛け布団を寝室から引っ張り出してきた。
ソノちゃんにおやすみを言って、ピンクのクッションを枕にして目を閉じた。
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