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「可愛い」 「ほんとー?日々の研究の賜物かな!」 お世辞じゃなく本当に可愛いって思う。 環にはどうしても甘くなってしまうけど、これはその贔屓目を差し引いても可愛い。 「なんか痩せた?脚細い」 「スキニーだからじゃない?そうそう、お尻の筋肉つけるのどうしたらいいか今度教えて!」 「すっごいセクハラ発言だけど、既にだいぶいいお尻の形してると思うけどね」 「えーーー!そう?うわー、どうしてだろうまんざらでもない…!セクハラ…いや、まんざらでもない」 「悩んでる」 「ソノちゃんに言われてもセクハラだー!とはならないね…不思議」 「なんでだろ」 「ソノちゃんもすごいいい体してるじゃん〜」 「セクハラ?」 「そう」 「……不思議となにも感じない」 「ちょっとは動揺してほしい」 「メイク、大人っぽい」 「ネイルのカラーと合わせました!茶系に少しピンク!そしてきらきら」 「かわいい。写真撮らせて」 「いいよ〜!モデルさんみたいにしよ」 環はわざとらしいポーズをたくさんした。 ばかっぽいポーズでもかわいい。親バカってこういう感じなんだろうな…… 「よし、じゃあちょっとドライブに備えてガソリン入れてくる」 「え?行きにガソスタ寄ったら?」 「ちょっと甘いもの食べたいからついでに買いに行きたいし」 「あ、じゃあわたしもほしいー」 「はいはい。じゃあ行ってくる」 「行ってらっしゃい〜」 午前9時半、都を迎えに家を出た。

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