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第19話
リョウタ「ホントお前なら相手に困らねーのな。羨ましいわ!」
寛太「あっちでナンパしてくればいいだろ」
リョウタ「行ってくるかなー!あ、あの子可愛い」
寛太「どれ?」
リョウタ「あそこで踊ってる緑の服の子」
寛太「あー、あの子ね・・・・先週ヤッた」
リョウタ「は?!お前ふざけんけんなよ!」
寛太「だって誘われるんだもん」
リョウタ「あ、あの子は?そこで話してる右の方」
寛太「ああ、先週から来てる子だよ。話したことは無いけど酒は何度か作ったから覚えてる」
リョウタ「俺誘ってみようかな。あれ、こっちきた!俺の事誘いに来たのかも!」
寛太「酒注文しにきたんじゃないか?」
海斗「あの!ハイボールください」
寛太「はいよ─────────はい、ハイボール」
海斗「ありがとうございます!あの、、さっきDJしてましたよね?」
寛太「うん、してたよ」
海斗「すごくかっこよくて。いいなーって。。あの!僕海斗っていいます!」
寛太「ありがとう海斗くん、俺は寛太。いつもあの時間はDJしてるからいつでもおいでよ。この時間はだいたい酒作ってるし。」
海斗「あの!寛太さんて、その・・・恋人とかいないんですか?」
寛太「恋人?いないよ」
海斗「あの、良かったら連絡先教えてもらえませんか?」
寛太「あー、ごめん。もしかして海斗くんて俺と付き合いたいとかそういう感じ?」
海斗「えっ?あの、その、もし良ければ仲良くなりたいって思って・・・」
寛太「そっかー。俺さ、恋人とか作らないんだわ。めんどくさくて。連絡先も知らなくてもさ、俺と一夜限りの夜を楽しみたいなら何時でもここにいるから声かけてよ。」
海斗「あ、そうなんですね。。。」
リョウタ「寛太は1度抱いた男は2度は抱かないぜ?恋心を抱いてもつらいだけだよ?海斗くん俺にしなよ。」
海斗「あ、またの機会に。。。。あ、じゃあ。。」
寛太「またね。」
海斗「は、はい」
リョウタ「あ、行っちゃった。あの子可愛いかったのに勿体ないな、寛太」
寛太「俺は少しでも俺に恋心を抱いてるやつには手を出さないんだよ。本気になられてもめんどくさいだけだろ?
お互いがセックスだけを楽しめればそれでいいの。」
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