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二十四日『ホスピタリティ・デー』

 晴日が寝込んだ。すりおろしたりんごを、信周が一口ずつ晴日の口に運ぶ。 「りんご美味しい」 「そっか、もっと食べるか?」 「うん」  三十八度四分。たまには熱を出すのも悪くない。体は辛いけど、信周が優しく看病してくれるから。  おかわりのりんごを食べ終えると、信周は晴日が眠るまで優しく体をさすってくれた。晴日が目を覚ますともう信周は出勤していて、ベッドサイドにはバナナと栄養ドリンクと新しい漫画が置いてあった。   【参照◇三月二十三日『世界気象の日』】

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