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六日『家族だんらんの日』

 ドラマを観る信周、その膝枕で漫画を読んでいる晴日。思い思いに過ごしていても、いつでも互いの体温を感じていたいのだ。信周の指が柔らかい晴日の髪をゆっくりと掬う。いつの間にか眠ってしまった晴日をベッドへ運ぶときの、ずしりとした重みまでも愛おしい。

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