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十日『ところてんの日』

 今日も半裸でうろつく晴日を、信周はあっという間に縛り上げてしまった。素肌の上に器用に菱縄縛りを施され、M字開脚させられた晴日が恥ずかしさで目を潤ませている。信周が買ったもの、それは緊縛用の赤い麻縄……。確かに涼しい。   「ハル、似合ってるよ」    そう言って信周が熱くなった自身を晴日の中心にぐっと押し入れた瞬間。   「ひああぁっ……っ」  嬌声とともに晴日の先端からぼたぼたと蜜がこぼれた。   参照◇六月九日『無垢の日』

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