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第3話 朝のお勤め①※
「むっ……むぅッ……!」
大都会のビル群を見下ろす50階オフィスの奥にある重役専用フロア。
そこが、瀬名の勤務先だった。
専用パスカードをタッチするとセンサーが反応し、自動ドアが開く入り口。
そのドアの向こう――10の部屋が立ち並ぶ赤い絨毯敷きの廊下。
素っ裸の瀬名が、グーにした両手を胸の前に突き出し爪先立ちになった「ちんちん」ポーズで、出勤してくる重役たちを出迎える。
乳首に穿たれたピアスからは、「おはようございます」と書かれた木製ボードがチェーンでぶら下げられている。
ストライプ柄のネクタイをきつく根もとに巻かれた、青筋ギンギンの勃起チンポ。
ネクタイには、マジックでデカデカ『肉便器係』と書かれている。
その日の瀬名は、犬コスプレの立ち耳カチューシャを付けさせられていた。
首元に金色の鈴の光る、革製のリード付き首輪。
尻穴には、犬のしっぽを模したモコモコしたしっぽの垂れ下がるアナルバイブが、ずっぽりと突き刺さっている。
犬の骨型の黒いシリコン製のボールギャグで口を塞がれているため、話すことはできない。
口枷の端からダラダラとあふれでるよだれが、尖った顎を滑り落ちる。
木製ボードの重みでビローンと引きのばされた乳首と尻穴のバイブが、瀬名を苦しめ続ける。
ウィィンッ……と専用ドアが開き、中に入ってきた重役の男が、
「おっ、今日は犬っころか」
犬コスプレをさせられた瀬名を見て二ヤッと笑う。
乳首のリングピアスに手をかけ、
「いい感じに育ってきたな」
とぷっくりと膨らんだ乳首を容赦なく引っぱる。
「――ッ……! ……ッッッ……!!!」
乳首と同じ――O型のピアスを施された亀頭から、プシュッ、プシュッ! と先走りの液がほとばしる。
「朝っぱらからこんなに欲情しやがって。まったくしょうもないケツマンコだ」
「ほんとうですな。慎みというものがないんでしょう」
その後ろにいた重役が、瀬名の横に置かれていたアナルバイブのリモコンを手に取り、バイブレーターの目盛りをMAXにする。
「……ッッッ!!! ……むぉぉぉぉッ……! ンッ……!!!」
M字開脚の脚をガクガクさせ、えびぞりになる瀬名。
ブブブブブブブッ……! という大きなローター音が、廊下じゅうに響き渡る。
振り子のように揺れるチンポからピューッと飛び散るガマン汁。
ふつうならとうに射精してしまうレベルのアナル責め。
だが、ネクタイの下に、鉄製のコックリングを嵌められていた瀬名は、それができなかった。
ぴょんぴょんとうさぎのように飛び跳ねる瀬名を、
「ははっ。バイブが気に入ったみたいだな」
「たった一週間でここまで堕ちるとは」
「もともとマゾ奴隷の素質があったんだろう」
重役たちはあざ笑う。
グルルルルル~ッ……! と瀬名の腹が大きく鳴る。
――出社して1時間。
全部で8人いる重役たちの出勤を待っているうち、こらえきれない便意がこみあげてきていた。
それも当然で、重役たちは便秘症の瀬名のためにと、アナルプラグを嵌める前に必ず、イチジク浣腸を入れるのを日課にしていたのだ。
(う……うんこがしたい……)
アナルプラグの奥で、せきとめられた屁がブーブー鳴り響く。
モゾモゾと腰を振りはじめた瀬名の姿に、その欲求を察した重役たちはにやりと笑い、
「よし、朝のお勤めタイムだ。行くぞ、クソ犬」
重役が首輪のリードをぐいっと引っ張る。
(うっ……! ぐぅぅっ……!)
大振りな尻の谷間から垂れる黒いしっぽを振りながら、瀬名は四つん這いで歩きだした……。
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