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第9話 恥辱のWeb会議①※

 瀬名がM商事株式会社の性奴隷になってから、一カ月が過ぎた。    ――昼休み。 「……あっ、あへっ♡ あへっ♡ おっ、おほっ♡ おまんこピストンマシーンッ! ぎもぢいいれすぅッッ♡♡♡」  休憩室のテーブルで昼食を食べる重役たちの前で、ガニ股スクワットポーズをとった瀬名は、スタンドディルド型のピストンマシーンで尻穴を掘られていた。  バコッ、パコ―ンッ、とリズミカルに前立腺を抉られるたび、 「うほっ♡ そこっ! いいっ♡ いいっ♡」  入社してから一度も洗濯していない『肉便器係』ネクタイの括りつけられたチンポをブルブル揺らす。 「きったねぇネクタイだな。ガマン汁まみれじゃねえか」  ピアスを外された乳首を覆うニップルサッカーから垂れたリモコンを取り上げた重役が、サッカーのバイブのスイッチを入れる。 「あっ……! あっ、あっ! はぁぁぁっ、んっ……!」  シュッコッ、シュッコーンッ、と乳首をつまみ上げながら収縮するサッカーに、 「おっ、おほっ♡ メス乳首かんじるぅっ♡ おまんこと乳首弄られてッ、限界クソマゾチンポッ! ガマン汁がとまりましぇんッ……!」  鼻の下を伸ばして申告する。  肉便器係は常に自分のチンポの状態を上司に報告しなければならないのだ。 「オナ禁一カ月だもんな。キンタマ、石の山みてぇ」  立ち上がった重役は、仕出し弁当に付いていた爪楊枝で、瀬名のタマ袋をツンツン突く。 「……ひっ! いぃっ……!」  それを見た他の重役も、 「かわいそうになぁ~こんなにカチカチになっちまって」 「せっかくの極太カリ高チンポが泣いちまうな」  瀬名のチンポやタマを爪楊枝で好き勝手に突きまくる。 「おっ! おっ! ほっ、おぉ――――ッ……んっ♡♡♡」    ガクッ、ガクッ、と揺れ動くガニ股の脚。  痛みと連動した快楽に噴き出したスケベ汁が、『肉便器係』ネクタイに流れ落ちる。 (もっ……しゃっ、しゃせーしたいっ! 射精したいようッ……!) 「そうだ。今日の午後は、おまえの会社とZoom会議だからな」 「……えっ……?」  思いがけない話を切り出され、瀬名は目を丸くする。 「おまえが肉便器やってることは先方は知らない。だからスーツを着ていいぞ。ただし――上だけだ」 「え? そ、それは……?」  戸惑う瀬名に、 「だってZoomだぞ? 上半身しか映らないじゃないか。――それとも素っ裸で会議に出たいのか?」 「い、いえっ……そんなっ……上だけ着ますッ! にっ、肉便器係瀬名べんきに贅沢にも服を着る機会を与えてくださりっ! ありがとうございますっ!」  チンポとタマ袋を爪楊枝で突かれ、乳首をサッカーで締め付けられながら、瀬名はへコへコと頭を下げる。 「会議は2時からだ。それまでにきちんと服を着ておけよ」 「はっ、はいっ。わかりまひたぁっ!」 「会議が終わったらおまえの慰労会をしてやる。1ヶ月がんばったからな。とびきりのごほうびをやるぞ」 「は、はいっ……。身に余る光栄ですぅッ……!」 「よし。昼休みが終わるまでおまんこ拡張特訓だ。ピストンのスピードを上げるぞ。しっかりガニ股でふんばれよ」 「はっ、はいっ……おっ!? おおおぉっ……!?」  ドドドッ! ドッ! ドンッ! ドォンッ! と工事現場のドリルのようなハイスピードで突き上げてくるディルドに、 「おっ! ケッ、ケツマンコめくれるっ……! おまんこっ! 削られるうっ!」  大きく開いた脚をふんばった瀬名は白目を剥く。  突き上げの振動で瀬名のタマ袋が、左右にブルブル揺れる。  「ははっ。こりゃあ面白い」 「尻もぶるんぶるんしてますよ」 「よく耐えられるな」 「さすが野球選手。下半身が強いですなぁ~」 「ぐっ! うっ……! せっ、瀬名べんきっ! おまんこ特訓ッ! がんばりまひゅっ……!」  どんなつらいしごきも練習も、野球で鍛えた根性で乗り越えてきた。  あと2か月。  死ぬ気で『肉便器係』を務めてみせる――。 「オッ! オッ! おまんこピストンッ! おまんこピストンッ!」  自らに気合を入れるために卑猥なことばを繰り返す。    その後のWeb会議に仕掛けられた恥辱のシナリオを、そのときの瀬名はまだ、知る由もなかった。

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