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第23話 犬の犬⑥※(獣姦あり)

 這いつくばった瀬名にバックからのしかかるドーベルマンのネロ。  ネロは、瀬名のアナルに屹立したペニスを容赦なく捻じ込んでいく。 「ほっ! うっっ! ぐぅぅっ!」  ミリミリッと強引にねじ開けられる瀬名の尻穴。  成人男性並みの大きさのネロのペニスを受け入れた瀬名は、爪先立ちになった足をヒクヒクさせながら、 「クッ! ク~ンッ! クンッ! クウッ、ゥッ、ウンッ! ウンッ!」  犬の全頭マスクの下、痛みを訴える。  乳首と亀頭のボディピアスから首輪につながった金色の鎖が、ピーンッ、と張りつめ、瀬名の性器を引っぱり上げる。 (ぐっ、ちっ、ちくびっ! チンポッ! おまんごっ! 全部痛いッ!)  気の狂いそうな痛みと同じ――いやそれ以上、ゾクゾク身震いするほどの快楽が、瀬名の全身を包む。  尻穴にズッポリ嵌まったネロのペニスが、奥へ奥へと侵入する。 「ははっ。チンポからガマン汁がとまらないな。ネロ様のおチンポが気持ちよくてしかたないってか?」  Tバックの先からはみでたチンポから、チンポ汁をダラダラ垂らす瀬名を鼻で笑う重役たち。 「ハメてもらってありがとうございますと態度で示せ」 「ケツ振ってクンクン鳴いてみせな」 「おっ! ほっ……! おぉっ! クッ、クンッ! クンッ、クゥ~ンッ♡」  「バカ」と書かれた、むっちりしたデカ尻を左右に大きく振る瀬名。 「……手を前に出してちんちんポーズをとれ。ネロ様のおチンポが外れないよう、きちんとケツ穴締めて起き上がるんだ」  画面の向こう、ニューヨークから指示する日本人の男。 「ウッ……ワッ! ワンッ!」  床に突いていた手を上げ、グーにして胸の前に持ってきた瀬名が、ネロにハメられたまま、ちんちんポーズをとる。  二本足で立ったネロが、瀬名の背中で腰をカクカク揺らす。 「あぅっ♡ アッ♡ あへっ♡ オォッ! んほぉっ♡ んほっ♡♡♡」 「ムタンガを開いて乳首とチンポを露出させろ。犬チンポで勃起した奴隷の恥ずかしいチンポコ、みなさまにしっかり見てもらうんだ」 「ワッ、ワンッ! わんわんっ!」  瀬名は、乳首の上をV字に通るムタンガをガバッと大きく開き、チェーンで吊られた乳首とチンポをさらけ出す。 「ムタンガを閉じたり、開いたりしながらガニ股スクワットだ。バカ丸出しのドスケベダンス踊ってみせろ」  瀬名は、ムタンガを閉じたり開いたりしながら、ガニ股に開いた脚でスクワットする。  その腰にしがみついたネロが、膨らんだペニスで瀬名のおまんこをホールドする。 「さすがネロ様。しっかりマンコをつかんで離しませんな」 「それに比べてあのバカ犬の無様さときたら。まさに犬以下ですな」 「ほっ♡ おほっ♡ ワンッ♡ わはっ、おほんっ♡」  腰を揺らしてチンポをプラプラさせながら、ムタンガスクワットを披露する瀬名。  チンポから垂れた汁が、床に点々と丸い染みを作る。 「また床を汚しやがって」 「乳首が小枝みたいにおっ()ってますよ。犬チンポ、嬉しくてしかたないんでしょうな」 (あっ、はぁんっ♡ ムタンガダンスッ♡ 頭バカになるぅっっ♡♡♡) 「ほらほら! もっと気持ちよくしてやるぞ」  首輪を引かれ、乳首とチンポを思いきり吊り上げられる。  伸びきった乳首と亀頭の皮に、瀬名は、「おっ! ごぉっ!」と反り返り、白目を剥く。 「どうした。足がとまってるぞ」 「スクワットを続けろ!」 「ウッ……! ワッ、ワンッ! わんわんわんっ……!」  乳首とチンポを引っぱられながら、ムタンガの前を開き、「ワッ、ワンッ! ワンッワンッ……!」と無様なスクワットを続ける瀬名。  画面の向こうで、デスクの椅子に座っていたマスカレードマスク姿の外国人が、日本人の男に話しかける。   「――ドッグマスクを外せ。奴隷の顔を見たいそうだ」    重役が、瀬名の全頭マスクをむしりとる。   「あっ……! あはっ……♡ フーッ♡ わっ、わんっ♡♡♡」  目を♡マークにし、舌をハァハァ突き出し、鼻の穴をおっぴろげる瀬名のアへ顔が全開になる。   「ははっ。もうすっかりできあがってるな」 「ノーズフックでもさせますか?」 「いや――いい。……奴隷に質問だ。ネロ様のチンポは気持ちいいか? 人間のことばで話していい」 「あっ……ありがとうござっ……まっ……! うっ、ほっ……♡ ネッ、ネロさまのおちんぽっ……! ナカでぐんぐんふくらんでっ! おほっ♡ しゅっ、しゅごいっ、気持ちいいでひゅうっ♡♡♡」  ムタンガを開き、腰をカクカクさせチンポをプラプラ揺らしながら、うれしそうに答える瀬名。  その瞳に映るのはただひとつ、倒錯した快楽の悦びだけ。 「アッ……! おっ、おチンポ汁ナカにでてるっ……! 肉便器瀬名べんきのザーメンタンクッ! メス犬のションベンとネロ様のおチンポ汁でいっ、いっぱいになりまひたぁッ……!」  瀬名の中に大量の精液を放ち、性器を抜き取ったネロは、瀬名の尻を後ろ脚で蹴る。  前のめりに倒れた瀬名のアナルから、出されたばかりのネロのザーメンが、ドピュッと飛び出る。  メス犬の小便と混ざって泡状になったザーメンを尻穴からボコボコこぼしながら、 「おっ、おまんこしてくださりっ……あっ、ありがとうっ、ございましたっ、ネロさまぁっ……♡」  瀬名は、床に頭をこすりつける。 「おい、ネロ様のザーメンこぼれてるぞ! しっかりケツマンしめろよ!」 「もっ、申し訳ありませんっ! ネッ、ネロさまのおチンポ汁ッ、おっ、多すぎてっ、出ちゃっ――……」 「言い訳するな、この低能肉便器が!」  ドカッ、と尻を革靴で蹴られ、「うっ!」と膝から崩れ落ちる。 「あっ、またこぼしやがった!」 「この役立たず!」  次々に靴で蹴られ、 「ごっ、ごめんなさっ……どっ、どうかっ……ゆるしてっ――けつまんこっ! キュウッってしますからぁっ!」  ダンゴムシのように身を丸め、尻を高く上げた瀬名は、けんめいにゆるしを乞う。 「それくらいにしておいてやれ」  そのとき、パソコンの画面から、声がした。 「――その奴隷はネロ様にしっかり敬意を示した。……どんなによく躾けられた奴隷でも、最初から犬相手に礼を述べられる逸材はなかなかいない。  ここにいる審査員、満場一致で決定した。日本代表は、その奴隷だ」 (日本……代表……?)    何のことか、さっぱりわからなかった。   「立ち上がって審査員のみなさまにご挨拶をしろ、奴隷。おまえの名前は今日から、ジャパニーズKETSUMANKO(ケツマンコ)だ!」    日本人の男が、高らかに宣言する。

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