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第37話 肉便器調教完了①※
アブダビ行きを翌日に控えた夜。
マンションのリビングのソファには、ワインを飲み、アニメのTシャツとハーフパンツでくつろぐピエールの姿があった。
向かいのパーソナルチェアに腰かけた、ネクタイをゆるめたワイシャツにスラックス姿の鏡 。
「KETSUMANKOですが、ここ数日、オムツに対する抵抗感がだいぶ薄れてきました。貞操帯がわりに寝るときに付けさせるようにしたら、朝もオムツに排泄することが多くなりました。軽度の幼児退行――? かもしれませんが、無邪気さと素直さが増してきたかと。
ショーに出演することで、ぶざまな見世物の道化を演じることにも慣れてきたようです。自分の名前も、迷わず「KETSUMANKO」と署名します。
ボディは、乳首は目標の数値をほぼ達成。ケツマンコ拡張も順調です。極太のペニスを二本、咥えこむことも可能になりました」
ピエールの報告に、
「ケツ穴拡張に使ったのは黒人のペニスか?」
と聞く鏡。
国際大会の手配が忙しく、鏡はここ数週間、世界中を飛び回っていた。
「はい。週4ペースで黒人を呼んで掘らせました。ヒィヒィ泣きながら派手にザーメンぶちまけてましたよ。KETSUMANKOのいちばんのごちそうは臍の下まで届く極太おちんぽですからね。――そうでしょう?」
「……は……はいっ……そのとーりです……ピエール……さま……」
きらめく夜景をバックに、懸垂用のバーにM字開脚で吊り上げられた瀬名が、息もたえだえにうなずく。
ふくらはぎをつかみ、持ち上げた膝裏に通された緊縛用の縄で、ピーン、とバーに吊るされている。
ケツ穴もそこにつながった会陰もすべて丸見えで、隠せている部分など何ひとつない。
パンパンに膨れたタマ袋はチンポの根もととまとめて縛り上げられ、太い首輪の穴につなげられている。
吊られること3時間。
ポタッ、ポタッ、としたたる大量の汗が大理石の床に落ちていく。
「こら。バットが落ちてきてるじゃないですか。しっかりケツマンコで咥えてなさいといったでしょう?」
瀬名の横に立ったピエールが、尻穴に突き刺さった野球の金属バッドのグリップを握る。
バットは2本。
いちばん太いヘッド部分を入れられているため、その太さは合わせて13センチもあった。
「せっかく買ってあげたんですからちゃんとケツマンコで持ってなさい」
グリグリバッドをひねり込むピエール。
「おっ……! おぉっ……! はっ、はひッ! わっ、わかりまひたぁッ!」
――昨晩、ピエールは瀬名をメジャーリーグの試合に連れていった。
個室の特別室。
ピエールの前に跪き、ペニスをしゃぶらされ、乳首とチンポをローターで嬲られ、ケツ穴に突っ込んだバイブをMAXで動かされたままの観戦だったが、はじめて見る大リーグの試合に、瀬名は興奮を隠せなかった。
ああ、やっぱり野球っていいな……またやりたいな……
パンツの下にアナルバイブを突っ込まれながらの帰り際、ピエールがショップでバットとボールを買ってくれたときはほんとうに嬉しかった。
トレーニングの一環として素振りだけでもさせてもらえないだろうか。
ピエールさまの機嫌が良さそうなとき、お願いしてみよう。
そんなことを思っていた瀬名だったが――――
「……ん? 腹がやけに膨らんでいるな。なんでだ?」
ポコンッ、と奇妙に膨れ上がった瀬名の腹を見た鏡が、首をかしげる。
縦につながったふたつの丸いかたまり――ちょうどボールくらいの大きさの……
「さすがミスター。目のつけどころがいいですね」
にっと笑ったピエールが、瀬名の尻穴から、バットを抜く。
「うっ! ぐぅっっ! うぐぐぐっっっ……!!!」
二本一気に抜かれ、めくれ上がったケツ穴が、ぶこぉっ! と湿った音を鳴らす。
腹の膨らみがズンッと下がったのを見た鏡は、
「もしかして――まだなにか入っているのか……?」
と息を呑む。
「大正解です。ほら。うーんといきんでうんこみたいに出してごらんなさい」
「ウッ! くっ、くるしいッ……! おっ、奥に入りこんでぇッ……! むっ、むりですッピエールさまッ……!」
「この根性なしが。――しかたない。手伝ってあげましょう」
「ぐぼッ!」
こぶしでみぞおちを殴られ、前のめりになる。
「ごっ! ごほぉッ……! ゲッ! げぇぇ―――ッッ!」
腹バンされ、何度もえづく。
「そろそろいいでしょう。ここからは自分で出してごらん」
「ウッ! うぅっ……! うぅ―――――――ッ!」
顔を真っ赤にした瀬名が、尻穴に力を込める。
ケツ襞が大きく盛り上がった尻穴から、白い球体が顔をのぞかせる。
(これは……?)
鏡がおもわず身を乗り出した、その瞬間、ナカから、ボコ―ンッ! と白い野球ボールが飛び出してきた。
「あっ……! はっ! アァッ……!」
まるでブラックホールのようにぱっくり開いたケツ穴。
「これで終わりですか?」
「いっ、いえっ! あといっこありまぁっすっ! ふっ! うッ! うんごぉ――――ッ!!!」
けんめいにふんばる尻穴から、トローリ、と滲み出てくる謎の腸液。
「なんですかこれは。汚い。さっき浣腸3000したのに、まだなにか残っていたんですか?」
顔をしかめたピエールが、瀬名の尻を思いきり打つ。
「ヒッ! ごっ、ごめんなひゃいッ! ケツマンコッ! きたなくてごめなひゃいッ!」
ベチンベチン尻を叩かれながら、涙と鼻水を流した瀬名は、
「アッ! でっ、でますっ! ボッ、ボールッ! ふぐっ! うぅぅぅぅ――――ッッッ!」
縛られた足の指先をピンと突っぱり、満月のように拡がったケツ穴から、二つ目のボールをタマゴのように産みだす。
ボトッ、と床に落ちる、腸液まみれの、硬式野球ボール。
昨晩、瀬名がみずから選んだ、憧れの日本人メジャーリーガーのレプリカサインボール。
(あっ……あぁっ……)
宝物にしようと思っていたボールを尻に入れられるとわかったとき、
『そっ……それだけはっ……いやっ、やめてくださいっ! ピエールさまっ……』
床に頭をこすりつけ、瀬名は哀願した。
『や、野球だけは……心のなかの大切なお守りとして――ずっととっておきたいんです……ですから……』
『KETSUMANKOのぶんざいでなに言ってるんですか。――どうやら、自分の立場をまだわかっていないようですね。いまいちど、からだで思い知りなさい。そうですね、いままでの最大量の浣腸をしましょう』
『そっ、そっ、そんなっ……! まっ……!』
3000mlのグリセリン液を注入された瀬名の腹はまるでカエルのようになった。
1時間。
アナルプラグで栓をされ、バスルームのバーに亀甲縛りで逆さ吊りにされた。
『アッ……あぁぁ……』
遠のいていく意識。
気を失いそうになるたび、シャワーで冷水をかけられる。
正気に戻り、狂いそうな腹部の痛みにガタガタけいれんし、
『ゆっ、ゆるしてッ……もっ……ゆるして――くださッ……』
かすれた声でゆるしを乞う。
『もうKETSUMANKOに必要なものなどなにひとつありませんね?』
『はっ、はいっ! わたくしがっまちがってっ、まっ、ましたっ、わたしはっ、けつまんこっ、なにももたないっ、もてっなぁっいっ……なんのけっていけんもないっ、ただの肉のかたまりっ、でぇっすっ!』
縄でグルグル巻きにされたチンポに浴びせられるストレートのシャワー。
その刺激にガマン汁がピューッ、と噴き出す。
『あーあ。勝手に汁飛ばして。KETSUMANKOは反省の色が見られませんね』
シャワーでドリル攻撃されたメス乳首が、ぶるんぶるん揺れる。
『いっ! いだいっ! いだいっ! ゆるひてッ! けちゅまんこッ! ぜんしんけちゅまんこになりまひゅッ! うぐぅっ! ケツあなうんこでぱんぱんっ! もうっ! もうっがまんできないッ……!』
それからさらに1時間。
ようやく緊縛をとかれ、トイレで見られながら大量の水便を出した。
そのあと、瀬名はみずからの手で、大切なサインボールをふたつ、ケツ穴に入れたのだ……
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