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第40話 肉便器最後のオナニー②※
チンポにたっぷり垂らされたローションオイルを、ピエールの手で塗りたくられる。
「おっ! おほっ♡ ほぉぉぉっ♡♡♡」
タマ袋までクチュクチュ揉みしだかれ、
「もっ! イグッ♡ ケツマン奴隷っ♡ イッちゃいまひゅうッ♡」
直立したまま反り返る。
「まだイかせるな」
鏡の命令に、ピエールが瀬名のチンポの根もとを握り、吐精をストップする。
「そのままオナホにチンポを突っ込め。よしというまで動かすな」
「は……はひっ……」
ピエールにチンポの根っこをつかまれたまま、透明なオナホの割れ目にチンポを入れる。
「アッ……! おっ! うほぉっ……♡」
じわじわとチンポを締め付ける疑似おまんこの刺激に、
「しゅっ、しゅごっ……! ニセおまんこっ! しゅごぉっいっ♡」
目を白黒させてアへる。
オナホの穴にすっぽりチンポが嵌まり、ピエールが手を離す。
パンパンに膨れた瀬名のタマ袋が、おまんこのビラビラの横に貼りつき、つぶれた餅のようにベチョーッと垂れ下がる。
「あはっ。なにこれ。サイコーに無様ですね」
オナホの横に手をつき、前のめりでガニ股になった瀬名をピエールはあざ笑う。
「ケツ穴クパクパしっぱなしですよ。みっともない。腰へコおあずけそんなにつらいですか?」
瀬名の尻たぶを押し拡げ、梅干しのような尻襞に囲まれたクパクパおまんこをさらけだす。
「うっ……うぅっ……はっ、はいっ……! はっはやくシュコシュコッ! おチンポシコシコしたいんれすぅっっっ♡」
オナホにチンポを入れた状態でおあずけを食った瀬名の唇から、よだれがしたたる。
「おっ、おねがいですっ! オナニーッ! ケツマン奴隷にっ! オナニーさせてくださぁっいっ!」
「うるさいぞ、KETSUMANKO」
鏡は瀬名の尻をバチンッ、と叩く。
「いちばんみっともない姿でオナらせてやる。もう少し待ってろ」
鏡がピエールに用意させたのは、豚っ鼻のノーズフック、ペニスを象 った真鍮フィギュア付きのニップルクリップ、豚のしっぽ型のアナルプラグだった。
「……フッ……! うごぉッ……!」
額から後頭部を通って首輪に連結されたノーズフックに吊り上げられる鼻。
長乳首からぶら下がった、ふたつのタマ付のペニス型フィギュア。その重さは1キロもあり、通常のルートでは手に入らない特注品だった。
「アブダビではこの倍以上の重さのモノを付けられますからね。乳首が千切れた奴隷もいますよ」
涼しい顔で言ったピエールが、フィギュアを叩いてペチペチ揺らす。
「アブダビの大会で用意される淫具は拷問具に近い。だからいまから鍛えておかないとな」
鏡が、豚のしっぽ型のアナルプラグを瀬名の尻穴にぐいっとねじ込む。
「おっ……! ぐふっ……!」
黒いシリコン製の豚のしっぽが、尻の谷間から垂れさがる。
瀬名の頭をつかんでぐいっと持ち上げた鏡が、
「正面の鏡を見ろ」
と命じる。
――ノーズフックで鼻の穴をおっぴろげられ、メス牛のように肥大した乳首からチンポ型の錘 をぶら下げ、尻穴にブタのしっぽを突っ込まれながら、透明なオナホの中のチンポをビンビンおっ勃 たせているみっともない姿。
「おまえはいまから、豚以下の豚奴隷だ。豚語以外の発語は禁止。わかったな?」
「はっ、はいっ……!」
「豚語以外は禁止と言っただろう! このバカが!」
ノーズフックをぐいっと引っぱられ、
「おっ……! ぐっ……! ブッ! ブヒヒヒィッ……!」
鼻の穴全開で言いなおす。
「ピエール。この豚野郎に鞭を」
「はい」
ピエールが手にした乗馬鞭の四角いパドルが、むっちりした大ぶりな尻に勢いよく振り下ろされる。
「ウッ……! ブッ! ブブブゥッ……!!!」
前に回った鏡が、瀬名のタマ袋にパドルを振りかざす。
火花がスパークするような激痛に、「んごぉっ!」と鼻水を飛ばし、
「ブッ! ブゴッ! ブッ! ぶびっ! ブブブゥッ……!」
ガニ股の脚をガクガクさせながらけんめいに痛みをこらえる。
「鞭打ちのあいだだけオナニーさせてやる。鞭がやんだらすぐにやめろ。わかったな?」
「ブッ……!? ブゥッ、ブゥッ……!」
「よし! オナニー開始!」
待ちかねていた合図に、瀬名は夢中で腰を振る。
「おっ! ほっ♡ おほっ♡ おぉぉっっっっんっっっ♡♡♡」
「豚語以外は禁止!」
鼻の穴を全開にしてアへる瀬名に、ピエールは、バチ―ン! と鞭をくらわす。
「オッ! ぐぅっ! ブッ! ブゥッ♡ ブゥッ♡ ブウッ♡」
ぶぅぶぅと鼻を鳴らし、目の前のオナホにチンポをこすりつける。
(おっ! んごっ! ぎっ、ぎもぢいいッ♡ ちんぽぉっ♡ ぎもぢいいッッッッ♡♡♡)
ビュルビュルッ~~~~ッ! と透明なオナホの中に勢いよく発射されるザーメン。
「あっ、もうイッたんですか? この早漏チンポは」
(あっ……)
瀬名は赤面する。
よみがえる――10代のころの記憶。
『えっ、もしかしてもうイッちゃったの……?』
――はじめてのセックスは16のとき。
相手は野球部のひとつ年上のマネージャー。
挿入してものの一分もたたないうちに達してしまった自分に向けられた、白けた視線。
『ごっ……ごめんっ……』
満タンになったコンドームをマネージャーの膣から引き抜くのが死ぬほど恥ずかしかった。
経験を積めば長持ちするかと期待したが、さほど変わらず――そのうち瀬名は、すぐにイかないように、そのことばかりを考えてセックスするようになった。
だからだろうか。
性奴隷になり、オスとしての重圧から解放され、気がラクになったように感じたのは――――
もっと、もっと、と鞭をねだるように尻を大きく振る。
「ぶひっ♡ ぶひぃっ♡ ぶひっ♡」
赤く腫れ上がった尻にパドルが飛び、
(おっ……! イッ、イグッ! またっ! イグゥッ♡♡♡)
強くこすりつけた疑似おまんこに二度目の精を放とうとしたその瞬間、
「オナニー終わり!」
いきなり告げられる。
「ブッ……!? ブヒッ……!?」
未練がましくもうひとこすりしようとして、
「終わりだと言っただろう!」
タマ袋を鞭で引っぱたかれる。
「オナホからチンポを抜け。いますぐにだ」
ヌルヌルになったチンポを透明なオナホールから引き抜く。
チンポから、ガマン汁がポトポト落ちてとまらない。
「あはっ。すごいチンポギンギン。寸止めくらって泣いてるみたいですね」
「ブッ……ブブゥッ……」
「手を腰の後ろに回して脚を大きく開け。ぜったいチンポにはさわるな」
(うっ……! うぅっ……!)
ノーズフックとアナルプラグを外され、チンポフィギュアの垂れ下がったニップルクリップをむしり取られる。
「豚奴隷終了。肉便器に戻れKETSUMANKO」
「はっ、はいっ……あっ、オッ、オナニーッ! させていただきッ! ありがとうございましたっ!」
「これがおまえの最後のオナニーだ。今後勝手にチンポをしごくようなことがあったら、その手を切り落とす。わかったな?」
「はっ……はいっ……わっ、わかりましたっ……」
残酷なことばに背筋が寒くなる。
鏡とピエール。
最恐の主人ふたりの犬になった瀬名に自由など何ひとつない。
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