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プロローグ

この、世界には、色んなスイーツがあるという。 甘い甘い物には、目がない。 それは…。 私達、神も同じ。 花蜜で、作られたスイーツは、格別だと言う。 ほんのり、香ってくるであろう匂いに。 君も、包まれてみたら、如何? 世界には、本当に、色んなのが、眠っている。 蓋を開ければ、ビックリ!!! 其処には、お伽噺では、綴れない大人の恋の話が、詰まっている。 これは…。 ある大天使が、寡黙で、不思議な七大天使に送る恋の贈り物。 それを、プロデュースしてくれるのは…。 彼の回りにいる人達なのだろう。 美味しい物には、罠がある。 そんな諺が、存在する中、彼は、美味しいスイーツを、作り上げるプロ。 大天使という糧の中で、生きる貴方に。 素敵な素敵な恋が実ります様、お祈り致します。 天界きってのスイーツ研究家…。 ー…大天使“コノ”。 貴方に、幸せが、訪れます様に。 神の源に、支えし者よ。 冬空の下で、大切な人に、送ると、決めた貴方の覚悟に。 私は、答えようと、思います。 これを、天使誓書に、纏めようと、思います。 汝の、心が、何時までも、清らかである事を、願い。 ー…神の、ご加護を。 今日のミサを、終了させて頂きます。 さぁ、ご退屈でしょうから、此処で、一つの物語を。 広げさせてもらいます。 貴方も、一度は、経験ある『必死』。 それは…。 何時、経験したのか、覚えていますか? 私なら…。 つい、先日、愛しい人を、隠す為に、必死でした。 バレるんじゃないかという焦躁…。 此処でくる、恐怖。 どれも、初めての経験でした。 そんなの、当に、相手に、バレているんじゃないかと、思いました。 ですから…。 ほんの少し、悪戯と、マジを、込めて。 相手の戦利戦を、利用した事を、懺悔致します。

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