僕が最近ずっと妄想してた願いが、ついに叶えられた。いつも僕を可愛がってくれるあっくんを、僕だって愛撫したいんだ。僕はあっくんに言われた通りに上に乗って逆さまに跨ると、下着越しに膨らんだあっくんの昂りを見つめた。 　こうやってマジマジと見るのは正直初めてなんだ。キスしながら、お互いのそれに洋服の上から触れた事はあったけど、いつもあっくんに脱がされてしまうと、もうそれどころじゃなくなってしまっていた。 　僕はゴクリと無意識に増えた唾液を飲み込んだ。下着越しでも凄く大きなそれに恐る恐る手を伸ばして指を絡めた。お、大きい…。見るのと、触れるのじゃ、またこんなに違うなんて…。 「…理玖、無理しなくてもいいんだよ。」 　僕があんまりにもゆっくりやってるせいで、あっくんは僕がビビってると思ったに違いない。本当は、じっくり味わっているだけなんだけど。あっくんの昂りが興奮して大きくなっていると、それだけ僕が求められてる気がして嬉しくてたまらない。 　僕はあっくんから見たらずっとお子様で、実はそれが僕には気になってる。もっと僕がセクシーなら良いのにって思ったり。だから、今日はあっくんを僕が気持ち良くしてあげたいんだ。 　下着越しにゆっくりと撫でさすると、あっくんがうめいた。そして僕のお尻をゆっくりと撫で始めた。 「あっくん！ダメだよっ。今は僕があっくんを可愛がる時間なんだから。僕に触っちゃダメ！」 　あっくんはクスクス笑うと、甘いとろける声音で言った。 「分かった。じゃあ、撫でるだけ。それなら良いでしょ？」 　僕は肩越しに振り返るとコクリと頷いた。あっくんは案外強引なところがあるから、ここで言い争っても折れてくれないだろうな…。僕にイタズラする余裕がないくらい、気持ち良くしてあげよう…。 　僕はあっくんの下着からその大きな昂りを取り出した。というか、下着を下ろしたらぶるんと飛び出してきた。僕はあっくんのそれの逞しさに正直驚いた。僕の持ち物とは全然見かけもサイズも違って、そう、なんて言うか…凶悪だ。 「あっくんの…凄い。強そう？これ、本当に僕に入るのかな…。」 　思わず呟いた僕の独り言に手の中の凶悪なそれは、ブルっとうごめいた。先端の穴からトロリと透明な液が垂れてきて、僕は思わずそこを舌先で突いた。あっくんの腰がひくついた気がして、僕は気を良くして血管の浮いたその道筋を舌でなぞり上げた。