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第42話

朝まで飲み明かしたせいで、日曜日は丸一日寝ていた。 おかげというべきか? 二日酔いみたいに怠いけど、そりゃそうだよな。 明日から仕事…、やっていけんのかな…。 距離置くって、どうしたらいいんだよ。 「あー……。会いたい……。」 帰ってきてほしかった。 正直昨日はすげー期待した。 冷蔵庫を開けると、先輩のために用意してた料理やパンケーキの下準備。 これ一人で消化すんの? 甘いもの好きじゃねぇしな…。 だからって捨てるのも勿体無いし…。 「作るか。」 作って明日柳津さんに渡そう。 先輩に渡してほしいって言えば、渡してくれる気がする。 それを先輩に食べてもらえる保証はないけど…。 でも、食べてもらえるかもしれないって思ったら、作る意欲が湧いた。 生地は普通より少し甘めにして、ふわふわにして、あーでも時間経ってもこのふわふわって残るのか? 先輩の笑顔を想像したら、料理するのがすげー楽しくなった。 食べてくれるかな?食べてほしいな。 俺の味を思い出して、そのまま帰ってきてくれたりとか…。 無理かもしれないけど、少しだけ期待させてくれ。 一時間ほどかけて、かなり凝ったパンケーキ完成。 明日持っていって、柳津さんに渡そう。 これは距離詰めてることになる? ならないよな?話しかけるつもりないし。 先輩の笑ってる顔が見たいから、本当は目の前で食べてほしいけど、それは多分無理だし。 俺かなり我慢してるよな? パンケーキ渡すくらい、いいよな…? てか、パンケーキ渡すなら他の手料理渡すのも変わんねぇか? 昨日夕食で振る舞うつもりだった料理も作って、明日一緒に渡してもいいかな…? いいよな? 「よし…。」 ハンバーグ、アボカドサラダ、かぼちゃの冷製スープ。 海鮮カルパッチョは腐りそうだから自分で食べる。 それぞれタッパに入れて、冷蔵庫に保存する。 「喜んでくれるかな…。」 ありがた迷惑かもしれない。 でも先輩、食事もあまりできてないって聞いたし、少しでも食べてくれるといいんだけど…。 メッセージを添えようと思ったけど、こういうのはダメなのかなって思い直してメモを閉まった。

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