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第209話
あぁ、可愛い…。
エロい。
すごいな…。
先輩とキスを初めて一時間。
初めこそ自分から舌を絡めたり、俺のペニスを扱いたりと頑張っていたが、途中から俺の愛撫に喉を反らし、どんどん受け身になっていった。
「せんぱ〜い♡もう降参?」
「ふぅ…っ、ぅ…♡」
「乳首見せて?」
耳元で囁くと、先輩は服の裾をつまんで恥ずかしそうにたくしあげた。
可愛い可愛い可愛い。
犯罪級だろ…、この可愛さ。
「舐めていい?」
乳首に息がかかるくらいまで顔を近づける。
先輩は期待した目で俺を見つめていた。
小さく頷いたのを確認して、舌先を乳首の先端に当てると、ビクンッと電気が走ったみたいに先輩の体が跳ねる。
「可愛い。」
「…ぁっ、城崎っ…♡」
「ここ咥えてて?」
「んぅ…っ」
服の裾を咥えさせ、先輩の手が自由になる。
自由になった手は宙を彷徨い、最終的には俺の首に回された。
ジュッと強めに吸い上げると、先輩の腰が浮き、俺の腹部に硬いのがぐいぐいと押し当てられる。
触ってほしいのかと思い、空いた右手で先輩のソレを握ると、先輩は咥えていた服を離した。
先からはぴゅくっと少しだけ白濁が飛んだ。
「あぁっ♡あああっ♡」
「離しちゃダメでしょ?」
「握っちゃ…やだぁ…っ」
「嫌なの?じゃあ離すね。」
先輩は息を切らしながら、熱いため息を吐く。
上気した頬、涙で濡れた瞳、しっとりと汗ばむ肌、熱い吐息、唾液で濡れた裾、刺激を求めて勃起する乳首とペニス。
エロすぎて頭がクラクラする。
「城崎ぃ…、触って…っ」
「今握っちゃ嫌って言ったじゃん。」
「やだぁ…。握って……」
こんな可愛いわがままいくらでも聞いてあげたいけど、ご褒美は待った後の方が嬉しいもんでしょ。
わざと触れずに唇にキスしていると、先輩は堪えきれずに俺の股間にグイグイとペニスを押し付けてくる。
俺のは下着の中で破裂寸前に硬く、熱くなっていた。
「こーら。」
「城崎…っ」
「今全部あげたらバテちゃうでしょ。まだお昼ですよ?」
「あっ…んむ…♡」
俺を誘惑ばかりする口を唇で塞ぐと、キスが気持ちいいのか身体の力を抜いて俺にされるがままになっていた。
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