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第235話

わかりやすく照れてる。 付き合った当時は、浮かれて名前呼びしてたこともあったっけ? でも、呼び捨ては初めてかも。 「綾人…」 「ちょ、待って…!」 「綾人、愛してるよ。」 「む、無理…っ!!」 無理って…(笑) 耳まで真っ赤にして、慣れない名前呼びに照れてるだけだって分かるから虐めたくなる。 なんか今日の様子を見てる感じ、誕生日を理由に全部押し通せると思う。 「ダメ?」 「ダメ…じゃないんだけど…っ、いきなりはちょっと…!」 「顔真っ赤。可愛い。」 「〜〜〜っ!!」 先輩は顔を手で覆い隠し、視線を逸らした。 あー、本当可愛い。 名前呼ぶたびに幸せな気持ちになるのに、先輩のこんな反応見れるなら何回でも呼んでしまう。 「死ぬ!!」 「死んじゃダメ。」 「今脈ヤバいから多分本当に死ぬ…!!」 大袈裟だなぁと思いながら先輩の胸元に耳を寄せると、バクンッバクンッと聞いたこともないような心音が聞こえて驚いた。 「ふっ、本当だ…(笑)心臓の音すご…。」 堪えきれずに笑っていると、先輩は俺を引き離そうとする。 「綾人、愛してるよ。」 「おい…。」 「綾人。」 「だ…からもう…、ダメだって…!」 「何で今まで名前で呼んでなかったんだろう?名前呼ぶだけでこんなに幸せなのに。」 先輩を抱きしめる。 呼びたかったなら呼べばよかったな。 俺、"先輩"って呼ぶのも好きだったから。 でも名前で呼ぶ方が好きかも。 愛しさが溢れてくる。 「顔見せて?」 「やだ…。」 「見せてくれないと悪戯するよ?」 せっかく忠告してあげたのに、先輩は頑なに顔を見せてくれなかった。 言った通り悪戯してやろ。 ぷくりと熟れている桃色の乳首に顔を近づけ、歯を軽く当てて甘噛みした。 「ひにゃっ?!」 「ぷっ…、はは(笑)今の、鳴き声?」 「城崎…っ!」 「ここも触っていいって言ったじゃん。」 「ぁっ…や、城崎…っ、城崎っ!」 左の乳首は舌先で遊び、もう片方は指の腹で捏ねる。 時々爪を使って引っ掻くと、体を跳ねさせて可愛い声を上げる。 「気持ちいい?」 「…っ、気持ちぃ…、ゃああっ♡」 いろんな刺激を与えて反応を楽しむ。 先輩は我慢するのも忘れて、抑えきれずに可愛い声をたくさん聞かせてくれた。

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