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第18話※※

「神はお前を助けない。俺だけが、お前を助ける。」 ゆっくりと振り向いた悪魔は怒りを露わに、ベッドから起き上がろうとしたミハエルの背中に覆い被さった。 「うわ!!な、何、を…。」 助けに…、来てくれたのでは…、、 ミハエルの混乱した思考はそこで途切れた。 ズブ!!ズブズブズブ…、、グブブ!! 「あっ、アアアアッアーー!!アアアッアアーーー!!!」 悪魔の長大なペニスで奥まで一気に穿たれたのだ。 薄暗い部屋にミハエルの快感とも悲鳴ともつかない声が響く。 ズヌヌ…、、グパン!! 腹の皮が引き攣れ、内臓が捲れる。 声にならない悲鳴、嬌声、うなり声が、高く、低く、空気を震わせる中、更に加わる卑猥な水音。 ジュプ、ジュプ、ズパン!! パンパンパンパン、ゴチュン!!! 悪魔は男達の前でミハエルを犯し始めた。 見られている事が分かっていても、声を抑える事も出来なければ、何かを自由に動かす事さえ出来ない。 六本の腕が体中を這い、ミハエルの腰をキツく掴んで、悪魔のペニスに押し付ける。 悪魔が更に深く強く動き始めて、やがてドクドクと腹の奥に熱い精が注がれた。 ヒクヒクと体を痙攣させるミハエルに、悪魔が囁いた。 「お楽しみ中だったか。」 「ち、違…、、アウッ!!アアッアアッ!!」 ガブリと、肩に噛みつきながら、悪魔は腰を揺らす。 「ならば、何故男どもの前で不浄を曝している。」 男達は恐怖を忘れたように、目を爛々とさせてミハエルの痴態を見ている。 「アウッ、ちが、違う、アアッ、やあ、やめて、見ないでえ、アアッ!」 「ふん、嬉しそうに締め付けるとは見られたかったのか。ならばお前の痴態をもっと見せてやろう。」 「やああ、やめてえ…。」 悪魔はミハエルに覆い被さった状態のまま起き上がった。 膝を抱え、腰を掴み、胸を転がして、腰を深く沈める。 「そんな、アアッ、そこ、だめえ、や、嫌あアアッ、アアッ、アアア、い、いく…!やっ、やめっ…ッ、クウ!!」 「ククク…、まだだ。さあぽっかり開いた穴を、もっと近くで見せてやろう。」 うずくまる男達の目の前に、ズルズルと抜かれていくペニスと真っ赤に捲れる内壁が曝された。 「アウッ、やあ…、、アアアッ、クウッ、やあ、み、みないでええ。」 ヌボ、と音を立てて抜けたペニスと、イク直前で喰むモノを失い、ハクハクと口を開けてわななく後口。 そして、更に指で開かれて曝される中の蠢き。 「ほら、どうだ。聖職者様の尻の穴だ、よくよく見ておけ。」 男達はその言葉に従うように、ミハエルの開かれた後口を食い入るように見ながらペニスを扱き始めた。 「うは、すげえ真っ赤だ。ウネウネいってるぜ。」 「こんなでけえの咥え込んでよがってたのかよ。」 「息吹きかけると縮まるのがいいねえ。」 「見て貰えて嬉しいか。深い絶頂も、イク時の顔も見て貰えばいい。」 「や、見ないでえ…、、そんな所…、いやあ…。」 「さあ、観客にサービスだ。」 そのまま、またゆっくりと最奥まで貫いて、腹に浮き出る陰を撫で、抜きながらシコリを捏ねる。 「へへ、そんなとこまで入れられてよがってやがる。」 「こりゃ、淫乱な神父様もいたもんだ。」 「ああっ、、いやあ、…アアッ、、ッ、、アッ、アッ、い、イク…、あ、イク…、み、見ないで…、アウッ!!」 「残念だな、いったら仕置きにならない。ああ、そうだ。お前の願いを叶えてやる。しばらく射精も絶頂もしなければいい。」 「そんな…、、。」 「いく所を見られたくないのだろう?」 「あう…、そんな…、あっ、やあ…、あっアアッ、やっ、アアアッ!」 が、何をされても、ミハエルには成す術はない。 ただ男達の前に恥部を曝し、快感を溜め込むばかりだ。 男達に潮を振り撒き、突き込まれる度に揺れる真っ赤なペニスを揶揄される。 乳首を抓るように引き伸ばされて捩られる。 腹の奥の感じる部分を腹の上からも押されて、太ももが痙攣を始めた。 更に悪魔は言う。 「恥ずかしい姿を皆に見て貰いたいとは、知らなかった。俺は努力が足りないらしい。」 「ち、ちが…、違う!アアッ!うう、ちが、ヒャアア!!」 「毎週ご奉仕するらしいなあ。いいだろう。毎週ここでたっぷり見て貰おう。」 「やだ、ああ、アウッ、いやだ、そ、そんな…アアッ!」 「そんなに見られたいなら、ミサの途中で犯してやろうか。」 「や、ああ…、やめて…、お、お願い、やあ…、アアアッ!!」 「今夜は長くなりそうだなあ。」 「そんな…、ああ、そんなあ…、アッ、アアッアアッ、や、アアアアッ!!」 言葉の度に、ズパンズパンと音を立てて激しく犯される。 イク直前にズルズルとペニスを抜かれて、登りきれない体が切なくわななく。 見られるのは嫌なのに、体は発散を望んで媚びるように痴態をさらす。 「いかせて下さいと強請るんだ。お前が素直になれば、優しく抱いてやる。お前が人の目の前でそんな事が言えるならばなあ。」 そんな…、人前で自ら快楽を求めるなんて…。 それでも、容赦なく腰を掴まれて奥を優しく捏ねられる。 「あう…、ううう…アッアアッ、ヒャアアッ、アアーーッ!」 が、それは高まると共に無くなってしまう刺激。 腹の奥がヒクヒクとして、腰が浮き、後口を見せつける。 「好きなだけいかせて、好きなだけ良いところを擦ってやるぞ。さあ、どうするかは、お前次第だ。」 パンパンパンパン… 「やあ、イクッ、うう…、ヒッ、グウ…ーー、ク…ウウ、イク…、クウ…。」 ヌボン! 「いきたいか。」 「あう…、、ウッ…。」 ああ……、、いきたい…、でも…。 ドチュ、ドチュ、ドチュ… 奥を突かれて、潮を吹く。 「さあ、どうする。」 ゴリゴリ…、ヌチュヌチュヌチュヌチュ… シコリを捏ねられ、体が跳ねる。 「ああ、だめ、も、やあ、あああ、ヒャアア!!」 「どうしたい。」 プチュ、ヌチュ、プチュ… 大きなカリをゆっくりと出し入れされて、入り口が捲れるのさえ気持ちいい。 ズパン!ズパン!ズパン!!! 「イ、イク…、、い…く…、クッーーー。」 「ミハエル、イキたいか…。」 それでも、求める絶頂には至らせてくれない。 ああ、もう…、もう…、、 「クッ…、ク…ウ…、ッーーー、クッーー、い、いきた、い、あっ、いかせ、て、下さ、アア!」 ああ、これで、やっと…、、 「まだ、ダメだ。」 悪魔がペニスを抜いた。 「アッ、アウッ、ウウ…。」 そんな、、そんな…、何故…。 「さあ、これからが本番だ。酒を持って来い。」 ベッドにドカリと腰を下ろし、バキリと筋が浮き立つペニスをミハエルに見せつける。 思わず後口がパクリと口を開き、結腸がわななく。 「あ、あう…、、ん、うん…。」 ミハエルは、淫液と精で濡れたペニスを男達の前で舐めていった。 太腿に後口から溢れた精をドロリと滴らせ、音を立てて吸い付き、ペニスに奉仕する姿を男達に笑われながらも、腰がカクカクと動くのを止められない。 悪魔に頭を強く掴まれてグリグリと腰に押し付けられ、ゴボゴボと喉を出し入れされても、ミハエルのペニスは萎える事をしなかった。 顔に精をかけられ、髪にも首にも塗り伸ばされる。 「良い姿だ。お前が誰の物か分からせてやろう。さあ、跨がれ。」 「…、、あっ、あう…、、ん…、、んぐっ、う。」 出された長く太い舌を扱くように舐めながら、悪魔のペニスの上に腰を下ろしてゆく。 喉を深くまで犯されながら、腰を揺らし、シコリをカリに擦り付け、結腸のくびれを抜き差しし…。 ググ…、、 「ッ、、うぐ…、、ううーーーッ!!」 ああ、やっと……。 が、 悪魔がパッと消えた。 ベッドの上には、ミハエルのわななく体だけ。 「いけると思ったか。」 「あっあう…、、うう、や、やあ。」 そんな…こんなにも淫らに強請ったのに…、、 「どうして欲しいんだ。」 そんな…そんな…、 「あ、、あう…、、あ、貴方の、ペニスを、いれて、く、下さい。」 ドチュッ!!! 「ッ!!…あ、、あ…、、。」 腹の中でゴプゴプと音がする。 腹にボコリと浮いたソレの起伏がとても嬉しく思えた。 やっと…、、 「ああ、イク、あう、あああっ、いく、ッーーー!!!」 だが、その日、ミハエルが解放を許されたのは、自らペニスの上でカクカクと腰を振り、いきたい、いかせて欲しいと何度も懇願してからだった。 何故…、、 ミハエルは薄れゆく意識の中で、その痛みを感じていた。 助けにきてくれたと、泣きたい程の安堵を覚えたのは一瞬だった。 何故怒っているのかも、ミハエルには分からなかった。 そして、悪魔はその日から、愛していると言わなくなった。

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