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身体検査 6 (乳首・口内)

「…っん…ぁ…せん…せぇ…」 ヤバい…股間に来る声だ できることならこの手でもっと鳴かせたい… もっと… 「乳首も陰茎には劣るが、感度良好のようだねぇ…西園寺先生記録を」 「…」 「西園寺先生!」 「へ?」 先輩医師に少しきつめに名前を呼ばれて悠介はようやく我に帰った 「す、すみませんっ。記録、とります」 「江東さん、少しお口を開けて」 「…ぅ…くち?」 「そう、はいあーん」 「あーん…んんぅ」 やーっ、うそー…口の中…撫でられてる こんなことされたことないよ…っ 何?何…何これ…歯の裏…ゾクゾクする 「…ん……ぁ…っ」 「うん…口の中も気持ちいいみたいだね。さて、検査も半分くらい済んだところで…まだ江東さんには苦痛しかないかも知れないがもっとよく調べていくよ」 先輩医師は陰茎に塗ったのと同じ潤滑ジェルを手に取り 「まずは検査の前の下準備ですよ。力を抜いて、江東さん。ゆーくり息を吐いて受け入れてください」 睦月の閉じきった小さなおしりの孔に医師が触れると睦月は驚いて声をあげた 「やぁっっ」 「大丈夫ですよー落ち着きましょう。リラックス」 睦月は、首を左右に振り混乱し 「や…っ、やです…っそんなとこ…っ関係ないでしょ?なんで触るの?」 「まだ、江東さんの場合…ただの肛門と直腸だけど来たるべき時が来たらここは大事な赤ちゃんの出口でその奥は産道になるからしっかり検査しないと…恥ずかしがらなくて大丈夫。みんな乗り越えてます」 先輩医師は不安がる睦月をなだめながら潤滑ジェルを付け足し 「榊くん、江東さん不安が強いようだから手を握ってあげて」 「はい、分かりました。江東さん、自分見てもらっていいですか?」 「う…うん。榊さん…怖いよ」 「不安ですよね?大丈夫ですよ。先生は慣れていらっしゃいますからね?安心して診てもらいましょう。直腸診のコツは力を抜いてリラックスです。深く息を吐いて受け入れましょう。さあ、吸って、吐きますよー。ふーー」 「ふー?」 「もっと長くふーーー」 「ふーー」 睦月は榊の誘導で診察に備えた そんな睦月を悠介は固唾を飲んで見守った。 最初にそこに触れるのが自分でなくて悔しいがどんな反応を示すのか気になる… 江東睦月ー…Ωの兆候は見られるのか?

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