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自分話
睦月は横になったまま見上げて悠介を見、
「あ、あのさ…悠介はなんで医者に?」
「ん?あー。親の敷いたレールってやつ。かっこいい理由じゃなくてごめんな」
「そんなことないよ。自分の意志じゃないのかもだけど、それでちゃんと医者になれたんだからすごいよ。それに比べてオレは…」
なんの取り柄もないし、仕事だって万年アルバイター…まあ、Ωだししょうがないんだけど…
でも、外来の看護師さん、、
Ωなのに立派に手に職をつけているんだよな。
すごい…。
せめてΩとしてちゃんと機能していたら子どもが産めるっていう取り柄ができるけど、それすらできない
睦月は、ポツポツと悠介に自分話をし
「ご、ごめん。暗い話をして」
「いや…辛かったな」
そりゃあ、暗くもなるよな。だから遭遇した時に暗かったのか。
睦月を治してやりたいな。
って…見てらんなくて…検査、中断させちゃったんだけどさ。
αに可愛いがられるのをみじめに思うΩもいるけど、可愛いがられるために産まれてきたΩなんだから、きちんと愛してもらえる体にしてあげたい。
なんでだか分からないけどこの1ヶ月、睦月が気になって仕方がない。睦月を抱きたい。
俺が性依存だからだろうか?
たまらなく睦月を身体が欲している。
悠介の陰茎は痛いくらい張りつめていた。
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