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破瓜の悦び
ベッドルームの隣はバスルームだった。
波々と湯をたたえた広い湯舟。
清潔なタイルの奥に、大きな、…マット。
「少し先日の復習を致しましょう。」
そう言ってマットへ連れて行かれた。
頭を寄せられ、口付けをする。
頭を押さえられた手に下の力が加われば、その力に逆らわずに喉を舐め、胸を舐め、臍を舐め降りて、屹立したペニスを咥えた。
強く吸い付き、舌で嬲る。
「口付けだけと思ったが…、いやはや淫蕩なものだ。」
そんな事を口にしながら、手は強く頭を押さえ付け、腰を振る。
また、息も出来なくされるのかと震えが込み上げてきた頃、ニヤリと笑い、その手を緩められた。
「親密になる為にはお互いを良く知る事だと思うが、いかがか。」
「…、、な、何を、すれば…。」
「そうですなあ、ならば、自慰を見せて頂こうかの。」
耳を疑った。
「そ、そんな…。」
宰相は、スウェインが断るのか受けるのかを、じっと見ている。
いや、受けるしかない、その絶望的な様子を、見ているのだ。
私に、選択肢は…
「…、、はい。」
さあ、と促され、マットの上へ座る。
向かい合わせに座った宰相が、胸に手を伸ばして来た。
萎えたペニスを扱くが、中々思うようにはいかない。
「良い物を貸して差し上げますからな。」
返事も待たずにタラリと垂らされたのは、とろみのある液体だ。
…、、熱く…?
「胸にも塗って差し上げましょう。」
そんな…、これは…
「良いでしょう?」
「…、、な、何を。」
熱くなる股間と胸。
「こ、こんな…、」
「私は気が短くてね。ちょっとした催淫剤ですよ。」
「そ、そんな…、、」
「出る時にはそう言うのです。」
ああ…、、熱く…。
…そんな事…、、ああ、いやだ…、
チュクチュクと水音が立つ。
敏感になった場所に、更に刺激を加え、なんとか勃ち上がった。
「ああ、ヒヒ…、可愛らしい。そんなに真っ赤にして。」
早く、終われ…
その一心で…
「あ、、で、出る、出ます!」
が、
チュポン!
手を取られて、ソコから離された。
ビクビクと刺激を待つ、真っ赤なペニス。
腰が、揺れる。
「私が出させて差し上げます。」
「あ、あう…、、や、やめ…。」
「さあ、寝て膝を抱えなさい。」
そんな…、、
「ん…、ぐっ……。」
いつのまにか、酒のワゴンが置いてあり、酒を口移しで与えられる。
いや、酒にしては甘い味がする。
胸の蕾を転がされて、だんだんと体が熱を持つのが、体中の神経が鋭敏になるのが、感じられる。
ペニスはトロリトロリと透明な蜜をこぼし、真っ赤になって揺れ動く。
ニヤニヤとこちらを見下ろす目に、先程飲まされたものが何かを知った。
「さあ、わしの前に全て曝け出せ。膝を自ら抱えてわしと親密になりたいと言うがいい、ヒヒッ!」
「そんな…、、そんな言葉を…。」
「ご存知か、高級娼婦を一晩抱くと相場は50万だそうだ。
貴方は男で歳もいっている。王子であるから希少だというだけの男、一晩いくら稼ぐのかのう。
稼いだ分だけ、援助してやっても良いという話ですなあ。」
選択肢など無いと、分かっているではないか…。
やれと言われた事は、結局やらなければならない。
クイード…、、
マットに仰向けに寝転がり、膝を胸に引き寄せる。
「さあ、全てわしに見せよ。」
自然とゆっくりになってしまう動き。
少しずつ見えてゆく秘所を、息を荒げて眺める宰相が言った。
「わしと、親密になりたいか?」
なりたくなど…、、
「あ…、、うう…、さ、宰相、様と、親密に…、、なり、た…い…です。」
「ほほ、いいでしょう。貴方がそういうのなら、特別親密な関係を築きましょうぞ。」
いやだ…、、……クイード…。
「なんと恥ずかしい格好じゃ…。王子が不浄を人目に曝し、ペニスも乳首も真っ赤に勃たせておるとは。流石に後口は硬く閉じておりますなあ。」
指が後口をなぞったと思った次の瞬間、ソコに何かがツプと入って来た。
中に温かい何かを注がれた途端に、体が更に熱を持つ。
指がグッと遠慮も躊躇もなく差し込まれ、何度か雑に出し入れされ、それが痛いばかりではない事に絶望を感じた。
そんな…、ああ、いやだ、いや……、、
歯を噛み締め、目を閉じてやり過ごすつもりだった。
が、
「目を開けてわしを見よ。やり直す事になりますぞ。」
そんな…、、
恐る恐る目を開ければ、ニヤニヤと楽しそうに笑む宰相の姿。
「なんとキツい、初モノですかな?それとも、まさか王子ともあろう方が、もうどなたかに?」
クイード…、、
「……は、初めて、です。」
貴方に捧げられて良かった…。
「ホホホ、やはりそうでなくては…、さあ、もっと親密になりましょう。」
そう言って、半ば萎えたスウェインのペニスを扱き始めた。
「最初は痛いですぞ?破瓜の痛みですから仕方ない。わしが与える痛みを、ようく味わいなさい。」
そして、そのカリの張ったペニスを、慣らされてもいない後口に当てがったのだ。
そんな…、、
ググ…、、
「ァ、、ァ、アウッ、、フッ…、、」
慣らしもせずに…。
「力を抜け、私を受け入れるのだ。」
「は、初めてで、、ァ、、ァ、や、やりようが…、、」
その言葉を後悔した時には遅かった。
ニュプ!
奴隷が取り出した何かが、半勃ちの鈴口に入って来たのだ。
「ヒヤアアアア!!」
ズブブ!!
同時に硬いペニスが後口を割った。
シュコシュコ、ニュプニュプ…
ズズ…、グブ、グブ、
「ヒャアアーーー、アア、アアッ、アン…、フウンン!ウ、ウンンン!…ンンウ!アアン!フアアアアッ!!!」
気がつくと、そのでっぷりした腹にペニスを圧迫する程にのしかかられ、尻にヒタリと陰嚢だろう少し冷たい感触がした。
「ああ、処女穴を広げてゆくのは最高じゃのう。全部入りましたぞ。さあ、これでお前はわしのものじゃ。おお、キュウキュウとキツい締め付けじゃ。」
クイード…、、
プチュ、グチュ…
「スウェイン王子よ、破瓜の悦びは如何ですかな?」
「う、うう…、、ぬ、抜いて…、い、痛い…。」
ハアハアと悪臭のする荒い息を吐き、舌舐めずりする宰相が嫌な笑いを浮かべて満足そうに見下ろす。
「そうですか、それはなりませんな。」
良かった、終わりか…?
が、ホッとしたのを見透かすように、腰を揺らされた。
無理矢理こじ開けられた後口が、引き攣るように痛む。
「気持ちようなるまで、わしが導いて差し上げましょう。なんと言っても親密な関係ですからな、ヒヒ。」
そんな…、、
宰相が腰をゆっくりと引いた。
ズヌヌ、ズブズブ…
「あう…、や、いた…い、ああ…う、抜いて…。」
「ヒヒ…。」
ズパン!!
「アッアアア!!」
ヌププ…、、ズパン!!
「いや、痛い、抜いて、あっ、アアアア!!抜いてええーー!」
初めから容赦なく腰を振られる。
ズブン、ヌプン、グブン…
「ああ、ああ、やめてえ、抜いて、いやあ…。」
「ああ、キツくて良いですぞ。ヒヒ、痛いのは仕方がないと言ったでしょう。わしを受け入れれば気持ち良くなる。が、まだ、足りぬようだ。」
すると、奴隷達がペニスに差し込まれたものを抜き差しし始めた。
ニュプニュプ…
パンパンパン…
「アアアッ、やう、ヒャアアーー!ヤアアア!!」
「おお、キツいキツい、良いぞ、絞り取られるようじゃ。」
腰が早くなり、ペニスの栓を抜かれ、ピュッと飛び出す精液。
パンパンパンパン、ズパン!!
それさえ分からない程の苦痛。
扱く手は緩められず、更にソコを刺激される。
クイード…。
私を…、見ないで。
プシュッ、シュ…、、
満足そうな豚のような顔も、
ドクドクと、今、まさに中に吐き出されている不浄も。
もう…、どうでもいい。
貴方は、もういない…。
「これでお前はわしのものだ…。」
毒のように染み込む言葉。
だが、これで、終わり…、、やっと、眠れる。
目尻から涙が流れ落ちた。
「はああ、やはり初物はこうでなくては…。キレてはいないが、なんとまあ痛々しく腫れて、ヒヒ…。無理矢理引き伸ばされるのだ、仕方無い。」
やっとペニスを抜かれて、グッタリとする間もなく奴隷達に腰を高く上げさせられ、酒を飲む宰相の前に四つん這いで据えられた。
初物を犯した余韻を楽しむように、宰相がその痛々しく腫れているという後口をなぞる。
痛み、そして、嫌悪から来るゾワリと鳥肌が立つような感覚が、休む事を許してくれなかった。
犯した体を眺めながら酒を飲む宰相が何かを齧った事も、曝された後口に小さな何かを入れた事も、スウェインは知らぬ事。
「わしの子種を子も成さぬ胎の中に注いでやったのだ、ありがたく思え。」
ありがたくなど…、、
抓るような強い力で尻を揉まれ、膨らみの中を強い力で刺激され、恐怖が込み上げる。
「あう、、あ、ありがとう、ございます。」
「ようやくお立場がお分かりになられたようだ。」
ペニスを引かれ、皮を剥かれ、先端をグリグリと捏ねられる。
「ヒッ、あう……。」
そんなやり取りをしばらく続けて、ジンジンと熱を発する体を意識した頃だ。
「ああ、キュウキュウと閉じて可愛らしい。痛々しく震えて、健気な事よ。さあ、わしの形を忘れぬうちに…。」
宰相が体を起こした。
何を、……まさか…、、
逃げようともがいた手足は、奴隷達に押さえ付けられてしまった。
ズブズブズブ!!
「ヒイイイーーー!、やっ、いや、も、やあーーー、アアアア!!」
「ああ、今宵は一度出しましたからな。貴方の気が済むまで可愛がってあげましょう。」
そんな…。
夜が長い事を、スウェインはまだ知らなかった。
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