6 / 29

神前での淫行

「アッ、ーーッ、クウ…、、や、やめっ、も、やめて…、あっ、あっ、あう…、、アー!!」 クチュ、クチュ、ヌチュヌチュヌチュ…、 普段空気に曝されない敏感なペニスの先端を、手のひらで擦られる。 刺さるような強い刺激が、ビクビクと体を震わせる。 あれから、1時間程だろうか。 スウェインは神経が剥き出しになった部分を、延々と嬲り続けられていた。 神の前である事などほんの数分で頭から抜け落ちたが、スウェインの望みだと言って、神の前での放逐は寸前で止められている。 「だいぶ敏感になられたようだ。」 2、3枚の仕事をニヤニヤとしながら片付けた宰相が、ベッドを軋ませながら腰掛けてきた。 「や…、、も、やあ…、、あう、じ、自分で、、じぶ…、ヒャアアーー!!」 「ヒッヒ、『次』からは、わしの言った事をすぐに出来るようになりましょうな。さて、ここはどうかな…。」 「あうっ!!」 ズプリと指が後口に差し入れられた。 そんな… 滑りもしない内壁が引き攣るのを楽しむように、更にグイと押し込まれ、指輪の付いた指が出入りを始めた。 「治癒を掛けたからな、またキツく閉じたままだのう。楽しみじゃ。」 「い、痛い…、やめて…、お、お許しを…、ヒッ!!」 「わしの言う事に逆らえばどうなるか、今日はとくと味わいなさい。ああ、痛々しい程引き攣れて…。」 ズボッ、ズボッ、 「あ、あう…、や、いやあ、やめて…。」 「おお、こんな風にされても涎を垂らして萎えぬとは…。どうやら美しい顔の下には、被虐の悦びが隠されていたようだ。わしが花開かせて差し上げよう、ヒヒッ!」 ズポズポ… クチュクチュ… クリクリ… 「ああ、これもお好きでしたな。」 後口から指を抜いた宰相がペンを持った。 細くなった持ち手の先が、敏感な先端を撫で回す。 「ヒッ、いや、嫌だ、やめて…、い、入れないで…、お、お許しを、おゆる、、う、アアア!!!」 チュプ、チュププ… 「そのうち自ら強請るようになります。さあ、貴方の神様がお顔を隠すまではまだまだありますからな、せいぜい頑張りなさい。」 その言葉を待っていたように、ペニスの先端やカリの辺り、裏筋も丹念に擦られ、膨らみを揉まれて、乳首を転がされる。 「ヒッ、ヒイイーイイーーー…クッ、、クウウ…、アッ、アアアーーー!」 が、ペニスの僅かに感じる快感は、射精感が高まるとサアッと引いてしまい、もどかしい射精欲と熱を伴った痛みだけが鮮やかに感じられた。 喘ぎ、泣きながら身を捩る姿をニヤニヤと楽しそうに見て、宰相が舌なめずりをする。 「貴方のよがる姿は、誠にそそられますなあ。」 「ああああ、、やああ…、あう…、、うぅ、や、やめて…、もう、、お、おかしく、なる…。」 懇願しても聞き入れられる事はないだろうとは思っても、願う事しか出来ない。 「ふふふ、おかしくなるかどうか、試してみるのも良い。」 そう言って、更に責め続けられれば、やがて…。 「あう、、あうう…、ンクウウ……、、ッッアーー、アーー、やあ、アウーーー!!」 プシュッ、シュー、… 「おお、潮を吹いたか。これはこれは淫逸な王子だ。これはなりませんぞ。まだ神が天におわすのに。」 ズプ、ズブズブ、、 指が増えて後口を出入りする。 指輪が、痛みを増長させた。 「ああ、あうう…、、や、やめて…、ください。も、いや…、、あっ、あああ、ヒイ、イイーー!!」 プシュシュ、、 「王子ともあろう者がならぬと申し上げましたのに、なんという聞き分けの無い方か。」 ベチッ! 「ヒャウ!!」 張り詰めた急所を打たれて、ぐったりしていた体が跳ねる。 「打たれても萎えぬとは、余程お好きなようだ。さあ、次はこちらを可愛がって差し上げましょう。どこまで入るか見ものですぞ。」 真っ赤になった鈴口に、ペンの持ち手が立てられた。 ツプリ… 先端がほんの少し入っただけで、それが酷い刺激だと分かった。 「ヒッ、ヒイッ、イイイー!!ぬ、抜いて、や、アグウッ、ウウ…。」 「ほらほら、もっと入りますぞ…、ヒヒ、尻の穴もギュッと締まって、良いですなぁ。」 ツププ… 「ヒャアアアーーー!アアッ、や、アアーー!!」 「これしきの事で、なんと堪え性のない王子か。」 ベチッ! 「ッアアア!!」 尿道を抉られ、先端を擦られ、潮を吹く度に敏感な場所を打たれる。 そして、それははち切れそうな膨らみにも及んだ。 「こちらはどうかな?」 ぺチッ! 「ヒャア!!た、たたかないで…、あうっ、や、やあー!ヒイイイ!!」 痛みと快感と射精欲が、ぐちゃぐちゃに混ざり合う。 泣いても喚いても、それは終わる事は無かった。 「それにしても、やはり2日では中々快感には変わりませんな、矜持を高くお持ちだからでしょう。流石は一国の王子。そのお気持ちを崩してはなりませんぞ。快楽に飲まれるなど、王子として恥ずべき事です。わかりましたか?」 「…は、はい…、、あうう…。」 掠れた声が、治癒をかけられて音を発する。 諾の返事と共に、ペンの持ち手がペニスからズルズルと抜かれた。 終わった…? その地獄のような時間の終わりを告げるように、日が沈んだ。 ホッと身をベッドに沈ませた。 が、 「可愛いらしい小さな粒が真っ赤に腫れてしまいましたなあ。」 ヂュヂュ!! 「アッ!!」 胸に強く吸いつかれた。 カリッ…、ヂュヂュヂュ!!! 「ヒャア!!や、やめ、あう、やあーー!!」 「そのように卑猥にそそり勃たせてわしを誘うとは、なんという淫蕩な王子か。見よ、わしのモノまで勃ってしまった。さあ、責任をとって下さいますな。」 「そ、そんな…、、」 3日に、一度、と…。 手足の拘束が解かれた。 「さあ、早くしなさい。」 宰相が、口元をだらしなく歪ませながら、声だけは恐ろしい声で催促してきた。 口答えをすれば、また… 「も、申し訳…、ありません。せ、責任を、持って、お鎮めさせて、頂きます…。」 涙は枯れる程に泣いたつもりでも、また更に流れて来る。 ベッドから降りて、だらしない腹の下に顔を埋めて、ペニスを舐めた。 ペロリ…、ペロ…。 「ああ、良いですぞ。そうです、…素直にわしを受け入れるのだ。わしの言う事が全てなのですからなあ。」 吸い付き、舌を這わせ…。 が、 「これも練習が必要ですなあ。」 頭を押さえつけられ、喉の深くまで犯される。 息が出来ない恐怖に、身が竦む。 ドチュ、ドチュ… 耳の奥でゴウゴウと渦巻く血の音が聞こえる気がした。 ゼェゼェと咽せながら息をするスウェインを、宰相が見下ろす。 「さあ、わしの形を忘れる前に…。」 奴隷達に抱えられベッドへ連れ戻された。 そんな…、また……。 のしりと、そのでっぷりした腹がスウェインの細い体を押さえ込んだ。 ズブリと、硬くなったペニスの先端が後口を割り開く。 「あうっ、い、痛い…、いや、いやだ、やめてええー!!」 ズブズブ…、ズズ… 慣れない体に加えられていく、刺すような刺激。 すぐに腰を動かされて、引き攣れる内壁が悲鳴を上げる。 「おお、キツい。良いですぞ、初物と変わらぬキツさじゃ。」 グブ、グブ、グブ、ズパン!! 「やああ、ああっ、ああっ、あぐっ、ヒイイ!!」 避ける事も流す事も抗う事も出来ず、スウェインは日が沈んでも尚、声を上げる事しかできなかった。 「さあ、食事の時間もありますから、ここら辺で終わりにしましょう。」 宰相が腰を離した。 ……、お、終わり…。 ヌラヌラとした放逐していないペニスが、口に差し入れられた。 「舐めよ。」 スウェインは必死に舌を這わせる。 最後は頭を掴んで、擦り付けるようにして吐き出された。 「ふん、あまりにも拙いのう。意に沿わねば、嫌と言う程に咥えさせますからな、心されよ。」 口から芯の抜けたペニスを抜かれた。 「は、はい…。」 「夕食はもちろんこちらでご一緒に致しましょう。親密な関係でありますから、風呂もです。」 そんな…、、 「……は…、はい。どうぞ宜しくお願いします。」 治癒が掛けられ、乱れひとつない状態に戻されたスウェインは、少し頬を火照らせて、だが、疲れた顔で執務室を出た。 「お勤めお疲れ様でございました。では、夕食は19:00からとなります。お迎えにあがりますので、それまでにお支度を。」 勤め…、、支度…。 「はい…、では、また後程…。」 これが、…私の勤め…。 「スウェイン様、いかがでしたか。幾分お疲れのご様子ですが…。」 「少し、疲れた。でも、国の為だと思えば、これくらいの事は…。」 この身ひとつで、国が少しでも救われるならば…。 スウェインは、キツく唇を噛んだ。

ともだちにシェアしよう!