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仇の玩具

「尻をあげよ、おお、赤く腫れて、ヒヒ。」 ズブ、ヌプ…。 指が入れられて中でグルリと回される。 「具合は…、まあこんなものだろう。」 ズボズボと数回出し入れされて、引き攣れた後口にぬるりと何かが入れられた。 中が暖かくなる。 ああ、そんな…、、 連日催淫剤を飲まされているから、その効果は身をもって知っている。 ペニスは何もせずとも勃ち上がり、乳首も真っ赤に充血して、刺激を待つようになるのだ。 服に擦れるだけで息が荒くなって、やがて射精する事しか考えられなくなり、罰として与えられる5回の射精さえ欲してしまう。 「では、お先に…。」 ヌチュ、ズブズブ、ズチュン!! 「あう、うぐうう!!」 「おい、歯を立てたら、お前の歯を全部抜くぞ。が、いいな。いい玩具だ。汚いペニスを舐めさせられながら後口を犯される王子の惨めな姿、溜飲が下がるというものだ。」 パン、パン、パン、パン…、 「アグ、ンウ、ウグ…。」 「破瓜の愉しみも捨てがたいが、そろそろ快感を覚えさせようとも思いまして、毎日催淫剤を与えている所ですよ。そろそろ腰を振るかと…。」 「女にするのも良いが、矜持は高く持たせておけ。嫌がり泣きながら体を開くようにな。少し、喉に入れてみるか。どれ…。」 そんな、口の中でいっぱいなのに… グプ…、、ガポ、 「うう…、、ウグウ。」 咽頭を圧迫されて、えずきが込み上げる。 「苦しいか。当たり前だ、そうなるようにしてるんだからな。嫌ならもっと綺麗にしゃぶれ、恥垢を舐めとるんだ。」 レロ、クチュ、ジュルル… 「…ふん、やっと少し積極的になったか。」 パンパンパンパン… 「狩の成果はいかほどでしたか。」 「鹿を二頭とウサギだな。ヒョウもいたが鹿がいて逃してしまった。鹿はやはり美味いからな。」 「ご覧下さい、中から捲れて…。ならば、今日の夕食は…。」 「ああ、鹿だ。其方もどうだ。ああ、コレの披露目は済んだか。それとも、まだ手元で可愛がるか。…ふん。」 ググ…、ゴプ… 「うう、うううっ!」 チュ、チュパ、ジュプジュプ… 「そうですね、それについてはまだ時期を計っております。何せ、躾も何もなっておりませんのでなあ。」 ズパン、ズパン、ドチュッ! 「アグ、ウウ、アウウ!」 「確かにそうだな。口が使えねば愉しさも半減だ。」 「ご夕食の後は、いかが致しますか。仕上げておきますが…。」 ヌププ、ズブズブ、パンパンパンパン… 「寄越せるか。」 「いえ、人目が多うございます。お愉しみはこちらでお願い致します。」 「舌を伸ばせ、歯に当たる。だろうな、あやつらにバレれば煩くてかなわんしな。」 ガポガポガポガポ、ゴプウ…。 「アグ、ウエッ、ウウ…。」 「ふん、先の娘はどうした。」 「アレは薬でどうしようも無いので降嫁させました。もしやお手元にお望みでしたか。」 「いや、いらん。頑なに俺を拒んでいた癖に、強請ってきおった。俺は心底俺を愛する女か、心底俺を憎む女がいい。あの女は自分の事しか考えん。」 「殿下、そろそろ…。」 「ああ、いいだろう。」 ズルンと音を立てて、口と後口からペニスが抜かれた。 頭を持たれてぐるりと向きを変えられ、目の前に、今にも不浄が飛び出しそうなペニスが突き付けられる。 「其方の頭は小さくて良い。股座に押し付けるのにぴったりだ。さあ、いくぞ。」 「あう、うぐ…。」 頭を抑えられて、強く腰を打ちつけられる。 ドチュドチュドチュドチュ…ドチュン! すぐにビュクビュクと喉の奥に熱い精が叩き付けられた。 「ハァ、やはり、其方の悲壮な顔は良いのう。さあ、綺麗に吸い取りなさい。」 ジュ、チュウ…、、ゴクン。 「ふん、一度で奥までは行くまい。まずは太さに慣らすか。」 「殿下、くれぐれも、頼みましたぞ。」 「分かっておる。心配は無用だ。」 「それでは、ワシはこれで…。」 宰相が出て行くのを、ホッとして見送った。 ハァ、ハァ、、 酸欠でぼうっとしていたのかもしれない。 荒い息を吐いて、えづくのを堪えていると声が掛けられた。 「何をしている、こい。」 恐る恐る振り向くと、虎のような獰猛な視線と、子供の腕程もあるペニスが先走りを滲ませていた。 サアッと血の気が引いた。 「あう、お、お許しを、お、大きくて、無理です、お許しを、お許しを!」 「クク…、嫌がれ、暴れても良いぞ。」 大股で歩み寄られ、体がすくむ。 ぐっと腰を抱えられたかと思えば、ベッドへ放り投げられた。 間髪入れずにガバリと覆い被さってきた大きな体。 逃げようと、シーツを掻いたが、頭を押さえつけられて、膝を体の下に入れられた。 「いや、いやあ!!お許しを、お許しを…。」 体を捩り足をバタつかせても、腰をぐっと寄せられれば動く事も出来ない。 「さあ、嫌ならよくよく拒んでみろ!」 「や、やめて、離してええ!!うう…。」 キツく閉じたつもりの後口に、グイグイと硬いペニスが押し当てられる。 ズ…、ヌチヌチ…、ズブブ…、 「ひ、や、やああ、いやああ!!」 「頭は入ったか、裂けたくなければ踏ん張れ、いくぞ。」 ズブズブズブ…、ヌププ、ズブブ… 「う、アアア、や、アアア、アア、ヤァアーー!」 「ああ、キツくていい。裂けずに済んだか。それにしても、犯された程度で死にそうな声を出すとは、堪え性のない事だ。」 「い、いたい、ぬ、抜いて、や、ああ、う、動かないで、ああ、ああ、やあああ…。」 「引き摺られて内壁が出てくるのがいい。やはりこうでなくてはな。」 ズチュ、ズチュ、ズチュ…ズブズブ… 「アッ、アアアッ、や、ああ、ヒッヤアアア!!」 腹の中で蠢く恐ろしい太さのモノが揺れると、体ごと揺れる。 シーツを掴んで少しでも逃げようとしたが、その度に腰をグッと乗せられて、ズクズクと腰を動かされた。 「そんなに逃げたいか。クク、俺から3分逃げたら終わりにしてやる。」 どうすると聞かれて、グルリと腰を回された。 「あう、に、逃げたい、逃げたいです…、こんな、もう嫌だ…。」 「いいだろう。さあ、かくれんぼでもするか。が、その前に、口と手で俺をいかせろ。それがスタートだ。」 「は、はい…。」 ヌボボ…、 後口からペニスが抜かれた。 それなのに、まだ何か嵌っているように、うまく閉じる事が出来ていない気がした。 後口を犯していたペニスに奉仕する。 逃げられれば終わる。3分なら、なんとか…。 頭を掴まれて、口の浅い所を出し入れされるペニスに、必死で吸い付く。 「俺は3分ここから動かん。サンルームの中で自由に隠れろ。見つかったあとはどこへでも逃げるがいい。捕まったらその場で犯してやる。」 ビュビュッ!! 口の中に叩きつけられた精を飲み込むと、頭を離された。 「いけ。せいぜい上手く隠れるんだ。」 立たない腰をなんとか立たせ、階段のドアを開ける。 一階と二階なら、倉庫のある一階がいいか。 それとも足音で分かってしまうかもしれない、一階へ行って、そうっと二階へ…。 息を殺して、小さく丸くなった。

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