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新しい生活
それから、スウェインの生活は一変する事となった。
侍従に傅かれて目を覚まし、出された物を淡々と食べ、腹をキレイにして支度をされる。
髪の一本すら自分で梳かさないどころか、薄く化粧を施された。
卑猥な下着と隙間の多い服を着させられて、少し伸びた髪を美しく結い上げられる毎日。
こんな服、と眉を顰めたが、衆前で着替えるよりもいいかもしれないと、スウェインは思う事にした。
宰相に朝の挨拶をして食後のお茶を出し、サンルームの花に水をやり、ペンを差し出し、お茶を入れ…。
が、その合間、合間に、手が伸びてくる。
「このような事…、おやめ下さい…、アウ!」
日が高いと言っても、破廉恥だと言ってみても、なんの抑制にもならない。
不意に乳首をつねられるのも、美しい美しいと尻を撫でられるのも、じっとりと汗をかき震えながらペンを差し込まれるのも、不意にペニスを咥えさせられるのも、慣れるしかないと自分に言い聞かせた。
夕食は言われるがままに食べ、宰相から背中を流され、何かしら調教を受けてヘトヘトになって死んだように眠った。
そんな中、太子は不意にやって来た。
執務室でもサンルームでも、あるいは真夜中の寝室でも。
「サッサと準備せよ。もっと丁寧にしゃぶれ!」
強い催淫剤を塗られ、不潔なペニスを咥えさせられるのは毎回の事。
「俺の元へ来たなら、ペニスケースにして連れ回すものを…。あの豚め。」
かくれんぼや鬼ごっこなどで、追いかけ回されるだけではない。
「さあ、立派な王子になるんだろう?体も鍛えよ。」
そう言って、怯えた獲物を更に転がして遊ぶのだ。
「ほら、スクワットだ、上に下に腰を動かせ。」
ペニスにズブズブと金属が穿たれる。
強い刺激に腰を引けば、そこにあるのは長く太いペニスだ。
「あう、ぬ、抜いて…、やあ、入れないでえ、ああ、だめえ…、そこ、いやああー!」
シコリを上からも下からも圧迫されれば、体など支えられる訳がない。
「串刺しになりたくなければ、耐えよ。」
それでも、やらなければならない。
「1、、…2……。」
「あっ、ああ、あうう…。」
「もっと早くせんか!3……、10回せねば眠れぬぞ!4……。」
「ヒッ、ヒイイ…。」
ペニスと後口を抜き差しされる快感に、足が引き攣り、震え出す。
ズチュ、ズク、…、ヌププ…、グプ。
「ああう、…もう…、あっ、無理、あう、も、もう…。」
「5……6…。」
そして…、
ズルリ!!
「あっ!!」
グプン!!ズググ…、ゴプン!
「ヒャアア、ぐ、アアアア!!」
足を滑らせたスウェインの行き着く先は、長大なペニスだった。
自重で結腸まで咥え込んで、潮を吹く。
「ハハッ、もう限界か?ならば俺が手伝ってやる。」
ペニスの奥深くまで入り込む道具、グリグリと擦り付けられる腰。
「さあ、踏ん張れ!足に力を入れるんだ!このまま滅多突きにされたいのか?ん?そうか、それならばそうしてやろう。」
悲鳴を上げる事も出来ずに体を引き攣らせて、残りの長い数秒を数えた。
「今日は懸垂だ。さあ、10秒耐えられるか、それとも、諦めるか?」
「ああ、む、無理です、それは、いや、いやあ…、うう、ぬ、抜いてえ、やあ、そんな、あう、や、あぐう!!」
「10秒だ。簡単だろう?成功すれば結腸は抜かずにいてやる。」
「ぐっ、ーーう、くうっ…、、ううっ。」
必死に棒を掴む。
ゆっくりとしたカウントダウンが開始され、それはすぐに数を減らしていった。
もう、少し…。
そして…、
「ゼロ!」
やった!!成功だ!これで…、、
だが、気が緩んだ途端に、手が離れた。
ズブズブ…グヌヌ…ヌチュン!!
「ッーー、あぐうーー…、ヒャアアア!!」
プシュ…シュシュー…。
「なんだ、10秒成功したのに、結局それか。愚かな事だ。ハハハハハハ!!」
もう言葉など話せない。
あとは潮を吹き上げながら、終わるのを待つだけ。
グヌグヌ…、ジュプン、グパン、ドチュン!!
「お前の結腸はキツい上に柔らかくて最高だ。女では全部は入らんからなあ。ふん、最高のおもちゃよ。あの豚には勿体無い。」
「あ…、け、結腸は、ぬかぬと…。」
「お前が自分で抜いたんだ。抜けたものは使わせて貰う。おお、小さな蕾を忘れておった。真っ赤に固くなりおって…。」
グリ、ガリッ!!
「ヒイイイ!!」
「どうせ治癒師が待機してるんだろう?早く喉も通れば良いが、壊してはつまらぬ。長く遊んでやるのだからな。さあ、根本から搾り取るように力を入れろ!」
いつもその力を見せつけるように、5回は結腸内に吐精された。
だが、そんな太子でも、媚薬が効いて結腸が開かれるのを必ず待つ。
宰相との間に、何か取り決めがなされているようだった。
2人は仲が良い訳ではない。
何か利益や政治的な繋がりがあるのだろう。
宰相は太子を『手に負えぬ猛虎』と呼び、扱い辛さを感じているようだったし、太子は宰相を『小賢しい豚』と呼んでいた。
この2人をどうにか…。
だが、スウェインには何か選択肢など与えられていない。
それで無くともこの老練な2人を手玉に取るなど、出来そうにも無かった。
「おやおや、小さな子供のようなツブを真っ赤にして、ペニスも勃っておられるとは。いやはや…。」
「こ、これは…、く、薬の…。」
「薬?なんの事でしょうな。これは貴方の体が欲情している証拠。が、心配なさいますな、私がその欲が収まるまで、発散させて差し上げましょう。」
「い、いえ!わ、私はもう充分です!」
「おや、わしの親切心を要らぬと仰せか。親切と思い、捕虜などを早く解放しようと思っておりましたが、それも不要ですなあ。」
「そ、それは…、う…、、は、…、発散させて頂きたく、存じます。」
罰や親切、懇願、習慣など、陵辱する為の理由は、他人から見れば笑ってしまうようなこじつけでしかない。
が、宰相は必ず何かしらの理由を付けたがった。
臆病なのだ。
臆病だからこそ、他人の顔を見て周到に、綿密に何事も計画するのだろう。
現に、太子は理由など付けずに犯す。
太子が来る時に高い媚薬を飲まされるのは、嫌だと抵抗したり痛がったりすれば、更に興奮し手に負えなくなるからだ。
宰相は、私を『やっと手に入れた』と言っていた。
あの太子に飽きられれば、もう少し平和に過ごせるかもしれない。
逆らわず、なるべく反応しない事…。
それだけを言い聞かた。
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