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◇ 「せっかくいいトコだったのに邪魔してごめんね、イリヤ♡」 「っ、ほんとふざけないで!馬鹿なの!?」 「イリヤの次には頭いいんじゃないかなぁ」 冗談交じりに笑いながらそう呟く彼の運転する車に乗せられ(ほぼ拉致)、興奮冷めやらぬままラブホテルの一室に連れ込まれた。 そのままベッドに押し倒され、下着を脱がされ、行為するのかと思ったが、突然距離を取り始め、こう言ったのだった。 「さっきの続きやって」 「は?」 「だから続き、オナニーの」 「……いやよ」 「やって」 「……、」 「やって、早く」 彼は頑固なので、どうしても考えを曲げない。やれと言ったら此方がやるまで要求を言い続ける究極のワガママなので、仕方なくこちらが折れるしかない。 着の身着のまま、先程同様股を広げ、下から秘孔に指を挿入した。ローションで滑り、秘孔から溢れ出す液体を指に纏わりつかせてから出し入れする。 「ん、んぁ……ッ♡」 「……、もっと」 「は、ぁ、あぁあ……ら、らめ……みちゃ、やらぁ」 「そんなにちんぽバキバキに勃たせておいて見ちゃヤダはないでしょ」 「ひ……ッ、ちが、っ、ちがうぅ……!」 「何が」 「ッひあ……ごめ、なさいぃ……♡」 彼に秘孔の隅々まで見られ、閉じられないように脚を押さえつけられ、目の前で勃起させながら秘孔を弄って気持ちよくなっている姿をまじまじと見られている。 あまりの羞恥心と調教された快楽に頭が回らず、ひたすら謝罪することしかできなかった。 「何に謝ってんの」 「ち、ちが……ごめ、なさ、ちんぽ、みないでぇ……」 「いーじゃん、けつまんこ弄って気持ちよくなってるドスケベ淫乱なイリヤの姿可愛くて大好きだよ、」 「やだごめんなさい……!ごめ、なさいぃ……♡」 「なぁにいじめられたいの?俺に見られてグチュグチュ音立てまくってる淫乱けつまんこいじめてほしいの?」 「あ、あぁ……♡」 「どうしたのもう返事できてないじゃん、そんなにきもちーの?」 「あ、ぁ……けつまんこしゅごいぃ……♡♡」 「イリヤ、戻ってきて」 彼に腕を引っ掴まれて秘孔に挿入されていた指を引き抜かれる。意識が飛びそうなほどの快楽を自らで与え、耽溺していた所を彼に制止され、秘孔が疼いてしょうがない。 目の前にいる恋人の肉棒が欲しくてたまらない。 そればかりが頭を支配し、思わず腰を上下して彼に其れを強請っていた。 「れお……っ、たりな……、おちんぽくらひゃいぃ……♡」 「ダメまだあげない」 「やだぁ……じらさないでぇ、あたしずっとじらされてたのにぃ、こんなのやだぁ……はやくいかせてぇ……れおのおちんぽでいきたいからぁ……♡♡」 「あはっ、こんなはずかしーこと言えるんだイリヤ、可愛い……」 彼はそのまま上から覆い被さり、触れるだけの口付けを何度も交わしてくる。 其れがもどかしく、つい唇を彼の唇に押し付け、先程まで下腹部にあった腕で彼の頭を抱き寄せた。 「ん、ッ……くぅ……、ッ」 彼の口内に舌を滑り込ませ、中で彼の舌と絡め合わせる。唾液が溢れ、端から零れ落ち、シーツを濡らした。 彼は腰に自らの下腹部を擦り合わせ、もどかしく動くばかりで此方の要求を呑んではくれない。 腕を緩め、唇をやっと離したところで、息を荒くする彼の顔を一瞥してこう呟いた。 「……、何で……くれないの、」 「……何を?」 「さっきから、言ってる……じゃないの……」 「んー?」 「……っ、礼央の……ちんぽが……欲しいって……」 「まだあげないって言ってるじゃん」 「っ、なんで」 「そんなに欲しいの?」 「……欲しい……、だって、礼央も……挿れたいって、……」 「うん、抱きたいって言った」 「ッ、じゃあなんで……」 「だってイリヤ、俺よりも変態過ぎて……こんな姿見れるならもうちょっと我慢しよっかなぁって」 「ッ!!」 彼は口角を吊り上げ、ふふと笑みを零す。更に首に回していた腕を振り解かれ、自らのズボンに手を掛けてベルトを外す。チャックを下ろし、下着から求めていた下腹部の其れを取り出し、此方の手を掴み其処に宛がった。 「コレ、触って……?」 「はぁ……、れおの……♡」 「すっごいエロい顔……そんなに欲しかったの?」 「ん、ッ……♡」 「かわい……イリヤ、俺のも気持ちよくしてくれる?」 「……うん……、する……♡」 普段は彼の其れを奉仕することなんてほとんどないが、早く快楽が欲しいあまり、彼に従い股に顔を埋めた。両手で優しく上下に扱き、先走りが溢れる其処を舌先で舐め、口を開けて其れを咥え込んだ。喉奥に押し付け、出し入れする度に次の行為を期待して身体の奥が疼き出す。 思わず彼のモノを頬張ったまま下腹部に手を伸ばし、秘孔に両手の人差し指を入れ、拡げるように其処を弄っていた。 思ったように指が入らず、中途半端に入口を弄りながら彼の肉棒に奉仕を続けていると、急に彼に両頬を掴まれ其れから口を離された。 「……、?」 「イリヤ、ちゃんと集中して……でないと俺全然気持ちよくない……」 「っ……、」 「できないの……?」 「……でき……ない、」 「……へぇ……?」 「もう……ッ、むりなの……!がまん、できないの……!なんでこんなにっ、じらすの……!ばか!やだ……!はやく!いれなさいよ……!!」 此方の発言に口角を吊り上げニヤついてた彼に腹が立ち、思わず力を込めて彼を押し倒した。ただでさえ彼が暫く会うのをやめようと言い出し、此方の気も知らずに突然こんな所に連れ込んで身体を弄んでいる事に苛立ち、目を丸くする彼の腰に跨った。勃ち上がる彼の屹立を自らの秘孔に沈め、奥を深く刺激する其れを味わうようにゆっくり腰を上下させた。 「ん、んぅ……ッ、はぁ……♡きもち……♡」 「、イリヤ待って……」 「またない……わよ、なんなの……もぉ、あんたのいうこと、きかない……からぁ……♡」 「っ……う、っく……待ってって……」 彼の苦しそうな呻き声を尻目に、股を拡げ、手を腰の真横に置いて上下に身体を動かす。ぬちゅ、ずちゅ、と肉棒が出入りする度に水音が響き、それに呼応して前立腺が何度も激しく擦られ、待ち侘びていた快楽に思わず涙が止まらなくなる。 狼狽える彼を自らのペースで蹂躙している愉悦と、欲しくて堪らなかった其れを自分の思い通りにしていることへの悦びで頭がどうにかなりそうだった。 「あ、あ゙ァ……ッ♡れおッ♡れお……っ♡あたしぃ……このまま、おかしくなっちゃいそぉ……♡」 「イリヤ、っ、まってって……ほんと……そのかっこ、だめ……エロすぎ……ッ、むり……」 「っ、はやく……いきなさいよぉ、ほらぁ……♡、むりなんでしょぉ、っ♡」 「っ……いけな、いけどっ……イリヤの、えっちな、かお……かわい……ぃ……ッ、ん……ッ♡」 ばちゅばちゅと下品な音を鳴らしながら彼の肉棒を扱くように腰を打ち付ける。もうすぐ絶頂を迎える、ずっと待ち望んでたその快楽を得ようとラストスパートを掛けた瞬間、彼に腰を強く掴まれ、勢いよく下に打ち付けられた。 「、あ゙ぁ……!!」 「……はぁ……、イリヤがそんな誘い方するからいけないんだよ……」 「は、あぁ……あ゙っ……ァ……♡」 「俺だってずっと焦らされてたんだから……そんながっつかれたら我慢できないんだけど……?」 「へ、ぇ……ッ、な……に……っ、♡」 「今日は……意識飛ぶまでやろっか……♡」 「……ひっ……、!」 口角を吊り上げ恍惚に顔を歪めた彼に、掴まれた腰を乱暴に上下に動かされる。程なくして絶頂を迎えた身体はビクビクと震え、彼の胸に崩れる様に体を預けたが、それでも腰は止まらず、更に最奥をグリグリと強く刺激され続ける。ビクンビクンと背中が波打つ中、彼に腰から腕を通され、ブラウスを上にたくし上げられた。背中にひやりと冷気が伝う中、腋に手を通されて身体を起こされる。 「ぁ……あ゙ぁ♡」 「ほーら、まだイけるでしょ?あれだけ俺の事煽ったんだからちゃんと責任取ってね」 「はぁ……ァ、ッ、ごめ……なさぁ……っ、ゆる、してぇ……♡」 「何謝ってんの、エロい顔して俺のちんぽ求めてきたのはイリヤなんだから……ごめんなさいじゃなくてありがとうくらい言ってもいいんじゃない?」 「あは……ぁ……ッ、あり……ぁと……ごじゃ……ぃますぅ……♡」 「かっわい……好きだよ……イリヤ♡」 身体も心も彼に蹂躙され、脳が蕩けそうになりながら彼に言われたことを素直に受け入れる。既に何度も白濁を吐き出し、ドロドロになった自らの腹部とスカートを一瞥し、中に沈められた彼の肉棒を締め上げた。 先程たくし上げられたブラウスの中に手を通され、一度も触れられなかった胸の飾りを爪で引っ掻かれ、更なる快楽が身体を襲った。何度も奥を締め上げ、ガクガクと腰が揺れて更に絶頂を迎える。胸への刺激にすっかり弱くなってしまった身体は、少し其処を弄られただけで絶頂を迎えてしまい、更に白濁を腹にぶちまけた。 それも構わず、次は両手を彼に引っ張られ自らの肉棒に宛てがわれる。すっかり萎えて下を向いてしまった其れを扱けと言わんばかりに手を押し付けられた。 頭が回らなくなり、判断が鈍ってしまった所為で、普段は何度もイかされた状態で彼に見られながら自分のモノを慰めるなんてしないのに、思わず両手で必死に其れを慰めていた。 「ぁ……あっあ……ッ、ひぅう……ッ♡」 「あぁかわい……イリヤ……さっきまですっごい強気だったのに、ほんときもちーのに弱いんだぁ……かわいいな……」 「も、もぉ……いけな……ぁ……あ……むり……ッ、むりぃ……!」 「まだだよ、俺イけてない」 「ぁ……アァ……ッあ……、も、やぁ……あ゙ァ……♡」 更に下から腰を突き上げられ、何度も抽挿を繰り返される度に手が止まり、結局彼に言われた通りのことができなかったという情けなさに涙が零れる。 「イリヤ、手止まってるじゃん……」 「ッあ゙ぁ!やだごめ、なさぁ!」 「できないなら俺がやってあげる……」 彼の手が先程まで自分で慰めていた其れに触れ、上下に強く扱かれる。奥を突かれる快楽と肉棒を乱暴に犯されている快楽を同時に与えられ、どうにかなってしまいそうだった。 「あ゙ッ、ぁあ!あぁあいぐぅうぅ……いくっいぐぅッ……!」 「かわい……ほら、いっぱいイっていーよ……♡」 腰を何度も揺らされ、強制的に絶頂に導かれた身体は痙攣するかの如くガクガクと震え、白濁混じりの透明の液体を少しずつ溢れさせた。 何度目かも分からない絶頂を迎えた身体は彼に支えられなければ起こすこともできず、先程まで自分をめちゃくちゃに犯していた其れがずるりと引き抜かれ、そのままベッドに身体を沈めた。

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