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お試しプレイ4

「えと…ちょっとアクシデントはありましたが大丈夫のようなので最終ラウンドに入らせていただきます」 最終回にあてがわれたDomは康生さんだった 「さっきは大丈夫だった?勝手にコマンドを使ってごめんね?」 「いえ。むしろありがとうございます。あんな優しいコマンドは初めてで!おかげで息が楽になりました」 「それは良かった。お試しタイム、はじめていいかな?」 「はい」 康生さんはいったいどんなコマンドを使ってくるんだろ 「come(カム・おいで)」 康生は両手を伸ばし幸成を待ち、幸成はトコトコと康生のそばに寄り立ちとまった 「good boy。上手に歩いてこれたね」 もっと褒めてほしい…康生のコマンドにより乾いた心がドンドン潤っていくのを感じる 「sit(シット・座って)」 トントンと康生は自分の太ももを叩いた 幸成は促されるまま康生の太ももに乗った 「good」 両手で幸成を包みこみ康生は優しく抱きしめた  「康生さん…」 あたたかな温もりに幸成は力を抜き、抱きしめ返した トントンと背中を優しく叩いてくれる手があったかくて心地いい… 「も…」っとって言いかけた最中 「お時間でーす」 無情にも、終了を告げられたー 「え?もう?」 太ももから降ろされ手を横に振りバイバイのジェスチャーをする康生に幸成は寂しさを感じた もっと一緒にいたい… もうアイツの元には帰れないし、それ以前に帰れたとしても帰りたくないからー

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