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康生さんの部屋 2
康生は幸成の両肩を持ち右に反動をつけて幸成をベッドへと横たわらせ、上に覆い被さり
「わ…っ」
突然の動きに思わずぎゅっと目を閉じた幸成は、心臓をドキドキと鳴らした
「康生…さん」
「ごめんね?驚いた?」
「はい」
「そのまま目を閉じてて?」
「はい」
言われた通り目を閉じていると、唇に再度感じた康生さんの唇の感触
次いで、ぬるっとした感触がすると康生さんの舌が口内に入ってきた
触れるだけのキスでも充足感があったのに深いキスはそれを上回る気持ちよさで幸成は股間を膨らませて、その気持ちよさをアピールした。
幸成の無言のアピールに気がついた康生は唇を離し
「可愛い…」
呟きながら幸成の上の服に手をかけた
「脱がせるよ」
「あ…脱げる。自分でやれるよ?」
「だめ。脱がしてあげたいんだ。じっとしていて?」
「うん」
幸成は照れながらじっと康生のされるままになり、うっとりと康生を見つめた
「そんなに見つめられると照れるな」
康生さんも照れるんだ。
「康生さん、まだ会ったばかりだけど好き」
「ありがとう。俺も、好きだよ」
「嬉しい」
「はい、バンザイ」
「はーい」
「上手」
「へへ」
脱がせてもらっただけなのに褒められた。嬉しい。
「下も脱いじゃおうか?」
「…っ…下も?」
幸成はズボンに手を乗せ顔を赤らめて康生から目をそらし、康生は幸成のその様子に首を傾げた
「嫌?」
「…恥ずかしい…」
「さっき見たから大丈夫。もう一度よく見せて?present」
「はい、康生さん」
幸成はすっとズボンから手をどかし、康生に身を預けた
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